【今月の英単語シリーズ】11月のニュースまとめ
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11月は世界中でさまざまな出来事が報じられました。
政治や経済・スポーツイベント、文化的な話題など、注目を集めたニュースがたくさんあります。
ニュースには、英語学習に役立つ英単語やフレーズが多く含まれていますよ。
本記事では、11月のニュースを振り返りながら、覚えておきたい英単語をわかりやすくご紹介します。
具体例や使い方も一緒に解説するので、実際の英語表現としても役立てていただけます。
英語学習と時事情報の両方を楽しみながら、知識を深めていきましょう!
日本のニュース
11月の日本では、多くの話題が報じられ、日常生活や社会に影響を与えるニュースが数多くありました。
社会や技術の進展がうかがえる話題や、国内外で注目された出来事が取り上げられました。
ここでは、11月の日本にまつわるニュースを振り返りながら、英語学習にも活用できる英単語をピックアップ!
それぞれの英単語には具体的な例文を添えているため、実践的なフレーズとしても役立てていただけます。
学びを深めながら、11月の出来事を英語で振り返る機会としてぜひご活用ください。
富士山で自動運転EVバスの実証実験開始
富士山を訪れる観光客などの移動手段として、自動運転(autonomous driving)のEVバスを富士山の5合目までの有料道路(toll road)で走行させる実証実験が、報道関係者に公開されました。
この試みは、観光バスやマイカーによる排気ガスやオーバーツーリズムによる富士山への環境負荷を軽減させるため、新たな移動手段を検討しようと富士吉田市などが行っています。
今回は、走行中に運転席に乗務員が乗って監視する「レベル2」の実験の様子が報道関係者に公開されました。
今回の実証実験の担当者は「富士スバルラインは、走行する距離が長いことが難しかったが、ほぼ自動で運転ができるようになり安全性を担保できている」と話していました。
そして、富士吉田市の担当者は「脱炭素化やSDGs(Sustainable Development Goals)の推進、そして運転手不足への対応が必要となる中、持続可能な地域公共交通として着実に実用化に向けて進めていきたい」とコメントしています。
キーワード
- 自動運転(autonomous driving)
- 有料道路(toll road)
- SDGs(Sustainable Development Goals)
例文
- Autonomous driving technology is rapidly advancing worldwide.
(自動運転技術は世界中で急速に進化している) - The toll road was closed due to heavy snow.
(有料道路は大雪のため通行止めになった) - Many companies are aligning their strategies with the SDGs.
(多くの企業がSDGsに沿った戦略を立てている)
※Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)は名前が長いため、簡単に伝えるために「SDGs」と略して使われることが多いです。
農産物輸出効率化へ!成田で民間検疫検査を開始
日本の農産物(agricultural products)輸出が増加する中、手続きを効率化するため、成田空港近くの市場で行われる検疫(quarantine)検査を民間でも実施できる体制が整備されます。
これまで検査(inspection)は農林水産省の検疫官が担当していましたが、12月から「JALカーゴサービス」が検査を担当することになりました。
成田空港では、日本産農産物の需要拡大を背景に野菜や果物など植物の輸出(export)が増加しており、検疫検査件数も毎年およそ20%ずつ増えています。
JALカーゴサービスが新たに検疫業務を担うことで、検査体制が強化され、検査の利便性向上が期待されるでしょう。
今回の取り組みは、農産物の輸出における効率性と信頼性を高めるだけでなく、日本の農産物が国際市場(international market)で競争力を持つための重要な一歩となると注目されています。
キーワード
- agricultural products(農産物)
- quarantine(検疫)
- inspection(検査)
- export(輸出)
- international market(国際市場)
例文
- Fresh agricultural products are essential for a healthy diet.
(新鮮な農産物は健康的な食事に欠かせない)
- Quarantine measures help prevent the spread of pests.
(検疫措置は害虫の拡散を防ぐのに役立つ)
- The inspection revealed no issues with the goods.
(検査で商品の問題は見つからなかった)
- Export regulations vary by country.
(輸出規制は国によって異なる)
- Demand for Japanese products is high in the international market.
(日本製品の需要は国際市場で高い)
秋田のスーパーにクマ侵入!従業員襲われ避難騒動
秋田市のスーパーマーケットで、従業員(employee)の男性がクマに襲われ、頭にけが(head injury)をしましたが、その後、無事に救助(rescue)されました。
男性の命に別状はありませんでしたが、当時店内には開店準備中のスタッフ約20人がいて、全員が避難(evacuation)しました。
近隣住民(residents)の間では大きな驚きが広がり、80代の男性は「30年ほど住んでいるが目撃したことがない」と話しました。
このスーパーの付近でも、体長約1メートルの動物が目撃(sighting)されており、警察などが警戒を強化していましたが、被害を防ぐことはできませんでした。
キーワード
- 従業員(employee)
- 頭にけが(head injury)
- 救助(rescue)
- 避難(evacuation)
- 近隣住民(residents)
- 目撃(sighting)
例文
- The employee helped customers with their purchases.
(従業員がお客の買い物を手伝った)
- He was taken to the hospital with a serious head injury.
(彼は重い頭のけがで病院に運ばれた)
- The rescue team arrived within minutes.
(救助隊が数分で到着した)
- Residents were instructed to follow the evacuation route.
(住民は避難経路に従うよう指示された)
- Many residents have lived in the area for decades.
(多くの近隣住民がこの地域に何十年も住んでいる)
- A rare bird sighting attracted many photographers.
(珍しい鳥の目撃が多くの写真家を引きつけた)
世界のニュース
11月に世界中で注目を集めたニュースを振り返りながら、重要な英単語を学びましょう。
多岐にわたるトピックを通じて、実際のニュースで使われる表現を深く理解する良い機会です。
具体例とともに解説することで、日常で活用できる実践的なスキルを身につけられます。
言葉の背景にある世界の動きにも目を向けながら、新しい語彙を吸収し、英語力を磨いていきましょう。
5年ぶりの公開へ!ノートルダム大聖堂と特別な鐘
フランスのパリにあるノートルダム大聖堂が、今年の12月からまた見られるようになります。
大聖堂(Cathedral)は、5年前に火事が起きて屋根などが焼けてしまいましたが、修理が進んでいるため、一部が完成したのです。
大聖堂には2024年のパリオリンピック(Olympics)とパラリンピックで使われた特別な鐘が置かれる予定です。
鐘(Bell)は、陸上競技などで金メダルを取った選手が鳴らしたもので、日本の女子やり投げで金メダルを取った北口榛花選手もこの鐘を鳴らしました。
鐘を置くことで、オリンピックの思い出(Memory)を大聖堂に残すことができます。
ノートルダム大聖堂は火事から立ち直り、修復(Restoration)の成果としてオリンピックの特別な記念としても新しい魅力が加わっています。
キーワード
- Cathedral(大聖堂)
- Olympics(オリンピック)
- Bell(鐘)
- Memory(思い出)
- Restoration(修復)
例文
- The cathedral in Paris is a symbol of French history.
(パリの大聖堂はフランスの歴史の象徴だ) - Many athletes dream of winning a gold medal at the Olympics.
(多くの選手がオリンピックで金メダルを取ることを夢見ている) - We heard the sound of the bell from far away.
(遠くから鐘の音が聞こえた) - This photo is a special memory of our trip.
(この写真は旅行の特別な思い出だ) - The restoration of the old building took many years.
(古い建物の修復には何年もかかった)
オーストラリアが16歳未満のSNS利用を禁止する新法律
オーストラリアでは、SNSが子供に悪い影響を与える写真や動画があるため、子供を守るための新しい法律(Law)が作られることになりました。
法律では、16歳になっていない子供がSNSを使うことを禁止(Ban)します。
対象になるSNSは、「インスタグラム」「TikTok」「X(旧ツイッター)」「フェイスブック」などです。
会社は、16歳未満の子供がSNSを使えないようにしなければなりません。
もし会社がこの法律を守らなかった場合、最大で4950万オーストラリアドル、日本円で約49億円の罰金(Fine)を払わなければならないと決められています。
新しいルールは、子供たちを守るため(Protection)の大切な一歩として注目されていますよ。
SNSに投稿される写真や動画などのコンテンツ(Content)の影響から子供を守る意義が強調されています。
キーワード
- Law(法律)
- Children(子供)
- Ban(禁止)
- Content(コンテンツ)
- Protection(保護)
例文
- Every country has its own laws to keep people safe.
(どの国にも人々を守るための法律がある) - The park is full of children playing on the swings.
(公園はブランコで遊ぶ子供たちでいっぱいだ) - Many schools ban using phones during class.
(多くの学校では授業中の携帯電話の使用を禁止している) - The teacher prepared fun content for the class.
(先生は授業のために楽しい内容を用意した) - Helmets give protection when riding a bike.
(ヘルメットは自転車に乗るときの安全を守る)
世界こどもの日!ユニセフが語る子供たちの未来
11月20日は「世界こどもの日」です。
これは国連が決めた特別な日で、子供たちの生活や未来を考える日です。
ユニセフは、2050年ごろの子供たちの生活について発表しました。
内容によると、将来、子供たちが危険な状況で暮らす可能性が高くなるとされています。
まず、気候(Climate)が変わり、今よりも暑い場所で暮らす子供が8倍に増えると考えられています。大雨が降り、川があふれることによって被害を受ける子供も今の3倍になる可能性があるそうです。
また、飲み水(Water)が足りなくなる子供や、洪水(Flood)、台風などの自然災害(Natural disaster)で苦しむ子供も増えると予想されています。
こうした状況を防ぐために、ユニセフは世界中の国に対策を求めています。
未来(Future)の子供たちが安心して生活できるようにするため、みんなが協力して努力する必要があるとユニセフは訴えています。
キーワード
- Future(未来)
- Climate(気候)
- Flood(洪水)
- Water(水)
- Natural disaster(自然災害)
例文
- The future is full of exciting possibilities.
(未来には楽しい可能性がたくさんある) - The climate in Japan has four seasons: spring, summer, autumn, and winter.
(日本の気候には春、夏、秋、冬の四つの季節がある) - The school was closed because of the flood.
(洪水のため、学校が休みになった) - I drink water every day to stay healthy.
(私は健康のために毎日水を飲む) - A big earthquake is a type of natural disaster.
(大きな地震は自然災害の一つだ)
まとめ
ニュースに登場する英単語をピックアップしながら学ぶことは、日常会話で役立つ「活きた英語」を身につけるための効果的な方法です。
実際のニュースで使用される単語やフレーズは、最新のトピックや現代の課題に関連しているため、リアルなコミュニケーション力の向上に直結します。
また、背景となる出来事や文脈を理解しながら英語を学ぶことで、言葉の意味や使い方を深く理解できるでしょう。
ぜひ、ニュースを通じて新しい英単語や表現に挑戦し、自分の英語スキルを次のレベルへ引き上げてみてください。