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おすすめの英語資格9選 | 自分に合った資格の選び方も詳しく解説

おすすめの英語資格9選 | 自分に合った資格の選び方も詳しく解説
カテゴリー
英語コラム
  • 「英語資格を取得したいんだけど、たくさんありすぎてどれを受ければいいか分からない」
  • 「英語資格って取る意味あるの?どんなメリットがあるのか知りたい」
  • 「自分の子供に合った英語資格を選ぶためのコツを知りたい」

英語資格の取得に興味がある方で、このような疑問や悩みを抱えている人はいませんか?

下記のようなメリットがあることから、全ての英語学習者に英語資格の取得をおすすめします。 

  • 自分の英語力が分かる
  • 進学・就職・転職の際に役に立つ
  • 英語学習のモチベーションを維持しやすくなる

しかし、英語資格の種類は膨大で、それぞれの資格試験で試験内容や目的、測定される技能などが大きく異なるため、それらを理解した上で自分に合った資格試験を受験することが大切です。

本記事ではおすすめの英語資格9選と、自分に合った英語資格の選び方、そして英語資格を取得するメリットについて詳しく解説します。

読み終わる頃には、これから自分の子供が受験すべき英語資格が絞れてくるでしょう。
これからお子様がどの英語資格にチャレンジすべきか悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。

※本記事は2024年9月現在の情報を元に執筆しています。 

おすすめの英語の資格9選

「英語」関係の資格は数多く存在しますが、その中で最もおすすめな資格は下記の9つの資格です。

  1. TOEIC
  2. 英検
  3. IELTS
  4. CASEC
  5. 国連英検
  6. 日商ビジネス英語
  7. TOEFL
  8. GTEC
  9. VERSANT

本章ではそれぞれの資格の詳細や特徴、そして受験すべき人の特徴について詳しく解説します。
どの資格を取得すべきか悩んでいる人は、ぜひ参考にしてください。 

TOEIC(トーイック)

出典:TOEIC 公式ホームページ

TOEIC受験をおすすめする人の特徴
・これから就職
・転職活動を考えている人
・ビジネス英語を習得したいと考えている人
・昇進や昇給を目指している人
・海外赴任や海外駐在に行きたいと考えている人

TOEICは世界160カ国で実施される国際的な英語資格試験で、「ビジネス英語」に特化しています。

そのため、就職・転職活動や昇進や昇給など社内の評価の場面で活用されることが多いです。

TOEICは「TOEIC Listening & Reading Test」と、「TOEIC Speaking & Writing」の2種類ありますが、一般的には「TOEIC=TOEIC Listening & Reading Test」であると認識されています。

正式名称TOEIC Listening & Reading Test
主催者一般財団法人 国際ビジネスコミュニケーション協会
試験日程年間18回
試験会場全国約80都市
受験料(税込)7,810円
スコア算出方法合否の有無10〜990点までの5点刻み合否はない
テスト形式マークシート方式
試験時間・設問数リスニング:約45分間(100問)リーディング:75分間(100問)

>> TOEICについてさらに詳しく知りたい方はこちらへ 

英検®︎(実用英語技能検定)

出典:英検公式ホームページ

英検受験をおすすめする人の特徴
・英語の4技能(リーディング・リスニング・ライティング・スピーキング)をバランスよく身につけたい人
・中学・高校・大学受験を控えている人

英検は幼児から高齢者まで幅広い世代の人を受験対象にしていることから、日本で最も知名度の高い英語資格試験であると言えます。

中学・高校・大学受験では、保有する級によって加点や試験免除といった優遇措置が取られるため、主に学生に人気のある資格試験です。

試験で扱われるトピックは家族や趣味などの身近な話題から、歴史や経済などアカデミックな話題まで幅広いです。

5級から1級まで7つの級に分かれており、級によって異なりますが、基本的には英語の4技能全てを測ります。

また、従来型の受験方法に加えてS-CBTと呼ばれるコンピューター形式での受験も導入されるようになりました。

S-CBTは毎週実施され、さらに全ての試験が1日で完了することから、従来のタイプの試験日に受験することが難しい人におすすめです。

正式名称実用英語技能検定
主催者公益財団法人 日本英語検定協会
試験日程年間3回(6月・10月・1月)
試験会場・全国47都道府県の約230都市
・海外4都市に協会が設置する公開会場
受験料(税込)【本会場】
1級:12,500円
準1級:10,500円
2級:9,100円
準2級:8,500円
3級:6,900円
4級:4,700円
5級:4,100円
【準会場】
2級:6,900円
準2級:6,100円
3級:5,000円
4級:2,900円
5級:2,500円
スコア算出方法合否の有無合否あり各技能の正答数をもとに技能別スコア(英検CSEスコア)が算出され、各級の合格基準スコアに達すると合格できる。
テスト形式基本的にはマークシート方式だが、英作文をしたり、3級以上は2次試験に面接試験が課されたりする。
1次試験の試験時間・設問数・1級:135分間(64問)
・準1級:120分間(71問)
・2級:110分間(69問)
・準2級:100分間(61問)
・3級:75分間(61問)
・4級:65分間(65問)
・5級:45分間(50問)

>> 英検についてさらに詳しく知りたい方はこちらへ 

IELTS(アイエルツ)

出典:IELTS 公式ホームページ

IELTS受験をおすすめする人の特徴
・海外移住を検討しており、英語力を証明する必要がある人
・海外の大学や大学院への留学を検討している人
・イギリス英語を学びたい人
・英語の4技能をバランスよく身につけたい人

IELTSは国際的な英語資格で、140カ国以上で活用されています。

イギリス発祥の試験であることから、イギリス英語が使われていることが特徴です。

2種類の試験があり、受験目的によって受けるべき試験が異なります。

IELTSの種類目的試験内容
アカデミック・モジュール海外の大学・大学院への入学大学や大学院の授業を想定したアカデミックな内容
ジェネラル・トレーニング・モジュール海外移住日常生活に関する内容

また、ペーパー版とコンピューター版の2種類あり、自分が受けやすいタイプの試験で受けることがおすすめです。

正式名称International English Language Testing System
主催者公益財団法人 日本英語検定協会など
試験日程・ペーパー版:年間約50回
・コンピューター版:ほぼ毎日
試験会場15 都道府県
受験料(税込)25,380〜28,500円
※ペーパー版とコンピューター版、さらには主催団体によって異なる
スコア算出方法合否の有無合否はない
1〜9点(0.5点刻み)までのバンドスコア
テスト形式・ペーパー版
・コンピューター版
試験時間・設問数・リーディング:60分間(40問)
・リスニング:30分間(40問)
・ライティング:60分間(2問)
・スピーキング:11〜14分(3パート)

>> IELTSについてさらに詳しく知りたい方はこちらへ 

CASEC(キャセック)

出典:CASEC公式ホームページ

CASEC受験をおすすめする人の特徴
・自宅で試験を受けたい人
・好きなタイミングで試験を受けたい人
・すぐに受験結果が欲しい人

CASECとは、日本英語検定協会が開発したオンラインの英語能力判定試験です。

リーディングとリスニングの2つの技能を測って、日常生活や学校生活、ビジネスシーンなどで必要な英語コミュニケーション能力を評価します。

受験者の解答の正誤に応じて問題の難易度が変化することが特徴です。

また、受験後すぐにスコアを確認することができます。

自宅のパソコンで随時受験できるとともに試験時間も短いため、英語資格試験を受験する時間がない忙しい人であっても受験しやすいです。

正式名称Computerized Assessment System for English Communication
主催者株式会社教育測定研究所(JIEM)
試験日程随時
試験会場自宅など好きな場所
受験料(税込)3,667円
スコア算出方法合否の有無リーディングとリスニングそれぞれが500点満点となっており、0〜1,000点のスコアが算出される合否はない
テスト形式コンピューター形式
試験時間・設問数・リーディング:20〜25分間(32問)
・リスニング:20〜25分間(28問)

>> CASECについてさらに詳しく知りたい方はこちらへ 

国連英検

出典:国連英検公式ホームページ

国連英検受験をおすすめする人の特徴
・国際機関や国家公務員を目指す人
・国際情勢に興味関心がある人
・海外赴任や海外勤務を予定している人

国連英検とは、国際連合の理念である「国際協力」や「国際理解」をコンセプトに国際コミュニケーション能力を測る英語資格試験です。

国連の活動に沿ったトピックが出題されるため、英語力だけでなく国際社会や国連に対する知識も求められます。

英語の4技能を測る試験で、A級以上は2次試験(面接試験)が実施されます。

国連英検は、英検とは異なり級が低くても難易度がかなり高い試験であるため、英語中級〜上級レベルの学習者におすすめです。

正式名称国際連合公用語英語検定試験
主催者公益財団法人 日本国際連合協会
試験日程年2回(5月・10月)
試験会場全国14都市
受験料(税込)特A級:13,200円
A級:11,000円
B級:8,800円
C級:5,500円
スコア算出方法合否の有無合否あり国連英検の合格基準は非公開であるが、合格体験記などを見ると、70〜80%以上の正答率で合格となることが多い。
テスト形式基本的にはマークシート方式だが、英作文をしたり、2次試験に面接試験が課されたりする。
試験時間・設問数・特A級:120分間(80問)
・A級:120分間(80問)
・B級:120分間(80問)
・C級:100分間(100問)

>> 国連英検についてさらに詳しく知りたい方はこちらへ 

日商ビジネス英語

出典:日商ビジネス英語公式ホームページ

受験をおすすめする人の特徴
・貿易関連の仕事に就きたいと考えている人
・商社で働きたいと考えている人
・ビジネス関連の単語や背景知識などを学びたい人

日商ビジネス英語は、ビジネス英語に特化している点ではTOEICに似ていますが、英語力に加えてビジネスで使う用語や表現、英文の文書に関する知識も求められます。

2003年に誕生した資格試験ですが、2023年に大きくリニューアルしました。

これまでは貿易書類や英文レターなどの定型に沿って「書く力」が重視されてきました。

しかし、ビジネスシーンにおけるより実践的なコミュニケーション能力を身につけたいというニーズの変化に伴って「即答力」を重視したテスト、つまりリーディング問題に加えてスピーキングとリスニングの問題も新たに加わることになったのです。

試験時間が30分と短く、自宅のパソコンで受験できるため、忙しい人であっても受験しやすいでしょう。

正式名称日商ビジネス英語
主催者日本商工会議所・各地商工会議所
試験日程年3回(7月・11月・3月)
試験会場自宅など好きな場所
受験料(税込)6,600円
スコア算出方法合否の有無300点満点でレベルを判定合否はない
テスト形式コンピューター形式
試験時間・設問数30分間(60問)

>>日商ビジネス英語についてさらに詳しく知りたい方はこちらへ 

TOEFL(トーフル)

出典:TOEFL公式ホームページ

TOEFL受験をおすすめする人の特徴
・北米の大学や大学院への入学
・留学を検討している人
・日本国内の大学に帰国生受験で受験することを検討している人
・コンピューター形式の試験に抵抗がない人

TOEFLは、アメリカやカナダの大学や大学院への進学を目的に開発されたアメリカ発祥の試験です。

TOEFLはiBTテストとITPテストの2種類に分かれますが、ITPテストは団体受験用の試験であるため、「TOEFL=iBTテスト」と認識されることが一般的です。

以前はアメリカやカナダの大学や大学院の進学に限定されていましたが、現在はIELTSと同様にイギリスやオーストラリアなど他の英語圏の国の大学や大学院でもスコアを活用できます。

TOEFLを受験する際には、下記の3点に注意しましょう。

  1. アメリカ発祥の試験であるため、基本的にはアメリカ英語が使用されている
  2. IELTSとは異なり、ペーパー形式の試験はない
  3. 受験料はアメリカドルでの支払いになるため、為替状況によって受験料が変動する
正式名称Test of English as a Foreign Language
主催者ETS Japan合同会社
試験日程年間50回程度
試験会場24都道府県
受験料(税込)アメリカドル$245
スコア算出方法合否の有無4技能の各セクションが0〜30点で、0〜120点満点合否はない
テスト形式コンピューター形式
試験時間・設問数・リーディング:36分間(20問)
・リスニング:41〜57分間(28〜39問)
・ライティング:50分間(2題)
・スピーキング:17分間(4パート)

>> TOEFLについてさらに詳しく知りたい方はこちらへ

また、下記の記事ではIELTSとTOEFLの試験をさらに詳しく比較しています。

どちらの試験を受ければいいか悩んでいる方は、ぜひご覧ください。

▼あわせて読みたい記事
 【完全ガイド】もう悩まない!TOEFLとIELTSのどっちを受験すべきか徹底解説

GTEC(ジーテック)

出典:GTEC公式ホームページ

受験をおすすめする人の特徴
・大学入試で英語力を測りたい人
・日常英会話のスキルを測定したい人
・ビジネス英語における4技能のスキルを測定したい社会人
・自分の学歴や年齢に合った英語の試験を受けたい人

GTECとは、ベネッセコーポレーションが主催するスコア型の英語4技能検定です。

下記のようにさまざまな種類の試験があり、小学生から社会人まで幅広い世代が対象となっていますが、個人申し込みで受験できるのはGTEC CBTとGTEC Businessの2種類だけなので注意してください。

対象者GTECの名称
小学校5年生GTEC Junior 1
小学校6年生GTEC Junior 2
中学1年生〜中学2年生GTEC Junior Plus
中学1年生〜高校1年生GTEC Core
中学3年生〜高校3年生GTEC Basic
高校1年生〜高校3年生GTEC Advanced
高校2年生〜高校3年生GTEC CBT
大学生GTEC Academic
社会人GTEC Business

ライティングとスピーキングは、「主張と情報が明確であるのか」「効果的に表現できているのか」といった点を重視するとともに、海外で採点されている点が特徴として挙げられます。

コミュニケーションとして伝わる英語であるのかを基準に採点しているため、「使える英語」が身につけられるでしょう。

正式名称Global Test of English Communication
主催者株式会社ベネッセコーポレーション
試験日程・学校受験型:年3回(6月・8月・12月)
・公開会場受験型:年2回(6月・8月)・CBT:年2回(7月・11月)
試験会場在籍する学校、または在籍する学校でない会場
受験料(税込)Junior 1: 4,180円
Junior 2: 4,180円
Junior Plus: 4,730円
Core: 9,900円
Basic: 9,900円
Advanced: 5,980円
CBT: 9,900円
Academic: 2技能の場合は2,200円、4技能の場合は6,600円
Business: リスニング+リーディングの場合は2,420円、リスニング+スピーキングの場合は4,840円、4技能の場合は7,260円
スコア算出方法合否の有無合否はない400〜1,400点満点でスコアを算出
テスト形式・ペーパー版
・コンピューター版
試験時間Junior 1: 85分間
Junior 2: 90分間
Junior Plus: 95分間
Core: 85〜90分間
Basic: 110分間
Advanced: 110分間
CBT: 150分間
Academic: 50分間
Business: 30〜90分間
※受験方法によって異なる

>> GTECについてさらに詳しく知りたい方はこちらへ 

VERSANT(ヴァーサント)

出典:VERSANT公式ホームページ

受験をおすすめする人の特徴
・自身のリスニング力とライティング力を測定したい人
・海外赴任や社内でのキャリアアップ、あるいは外資系企業への転職を考える社会人
・手軽に英語の資格試験にチャレンジしたい人

VERSANTは、リスニングとスピーキングの能力を測る試験です。

英語力を測定するテストとして、これまでに多くのグローバルに展開する大手企業や世界中の政府機関で採用されてきた実績を持ちます。

英語を聞いてから話すという実際のシーンに即した英語コミュニケーション能力を測ることが可能です。

つまり、VERSANTで高得点を狙う場合は発話をリアルタイムで理解し、即座にかつ的確に処理できることが求められます。

スマートフォンやコンピューターなどのデバイスがあればいつでもどこでも受験できるため、忙しい人であっても受験しやすいでしょう。

正式名称VERSANT English Certificate
主催者Person社
試験日程随時
試験会場自宅など好きな場所
受験料(税込)スピーキング & リスニングテスト:6,600円
スピーキング & ライティングテスト:8,800円
ライティングテスト:4,400円
プレイスメントテスト:7,700円
スコア算出方法合否の有無10〜90点の範囲で採点合否はない
テスト形式スマートフォンやコンピューターなどオンライン形式
試験時間・設問数・スピーキング&リスニングテスト:20分間(40問)
・ライティングテスト:35分間(42問)
・プレイスメントテスト:50分間(81問)

>> VERSANTについてさらに詳しく知りたい方はこちらへ 

英語資格試験の選び方

前章では、おすすめの英語の資格試験を9つ紹介しましたが、どの資格試験を受ければ良いか判断するのが難しいという人もいるかもしれません。

その場合は、下記の点について考えることで受験すべき英語資格が見えてくるでしょう。

  • 受験する目的
  • 試験のレベル
  • 受験のしやすさ

本章ではそれぞれの点について詳しく解説します。

受験すべき英語資格に悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。 

受験する目的

下記を参考にしながら、自分が資格を受験する目的を明確にしましょう。

  • 中学・高校・大学受験
  • 就職・転職活動
  • 海外大学・大学院への留学
  • 海外移住

それぞれの英語資格試験で、目的が異なります。

たとえば、TOEICはビジネス英語の力を測る試験ですが、TOEFLは海外の大学や大学院に必要な英語力があるかどうかを測る試験です。

何のために受験するのか目的を明確にすることで、受験すべき資格試験が絞られてくるでしょう。 

試験のレベル

英語資格試験によっては、級やレベルが分けられているものもあります。

「少しでも上のレベルを受けたい」「ダメ元でも受験すれば受かるかもしれない」と思うかもしれませんが、おすすめできません。

自分のレベルに合っていない資格試験を受験すると、試験勉強をする際に難しすぎてモチベーションを維持できず、結果として挫折するリスクが高まるからです。

受験料やテキスト代などのお金や、勉強に費やした時間も無駄にしてしまいます。

自分の英語レベルに合った資格試験あるいは級・グレードを受けるようにしましょう。 

受験のしやすさ

見落としがちですが、下記の点における受験のしやすさについても考慮することが大切です。

  • 受験料
  • 試験会場
  • 試験日

たとえば、受験料が高いと何回も受験することは躊躇してしまいます。

試験会場が家から離れている場合、宿泊する必要が出てくる可能性があるため試験日だけでなく、その前後のスケジュールも空けておくことが必要です。

また、試験が年に1〜2回しか実施されていない場合、次の受験日まで半年ほどの時間があいてしまい、モチベーションが下がることにつながります。

「受験のしやすさ」も意識しながら資格を考えることで、ストレスを感じることなく英語資格試験に臨めるでしょう。 

英語の資格を持つメリット

英語の資格を持つメリットは、下記の3つです。

  • 自分の英語力が分かる
  • 進学・就職・転職の際に役に立つ
  • 英語学習のモチベーションを維持しやすくなる

本章では、それぞれのメリットについて紹介します。 

自分の英語力が分かる

英語の資格試験では客観的な基準に基づいてスコアが算出されるため、個人の主観に左右されずに自分の実力を正確に知ることができます。

また、下記のようにさまざまなスキルを総合的に測定するため、自分の強みや弱みを明確に把握することも可能です。

  • リーディング
  • リスニング
  • ライティング
  • スピーキング

自分の英語力や強み、弱みが分かることで、今後の英語学習の目標が立てやすくなるでしょう。

進学・就職・転職の際に役に立つ

英語の資格を所有していると、進学・就職・転職などあらゆる場面で役に立ちます。

たとえば、中学・高校・大学受験では、学校が指定する英語資格のスコアや級を満たしている場合、加点措置や試験免除などの優遇措置を受けることができ、合格しやすくなります。

就職や転職の際に英語資格を使って自身の英語力をアピールすることで、「英語ができる人材」として他の応募者と差別化を図ることも可能です。

また、昇進や昇給のためにTOEICなどの英語資格のスコアや級を条件として掲げる企業も多く存在します。

英語資格を保有することで、自分の夢や目標を達成しやすくなるでしょう。 

英語学習のモチベーションを維持しやすくなる

英語力を向上させるためには、学習の習慣化と継続的な取り組みが必要不可欠です。

そして、継続的に英語の学習に取り組むためには、モチベーションを高く維持することが求められます。

英語資格試験を定期的に受験することで、自分の頑張りや努力が数値として「見える化」されるため、結果として英語学習のモチベーションを維持させやすくなります。

英語資格を活用しながら、

「○月までにTOEICのスコアを150点アップさせる」

「次回の英検で2級に合格する」

といった目標を立ててみてください。 

英語の資格を取る際に注意すべき点

全ての英語学習者に資格の取得をおすすめしますが、下記の2点に注意してください。

  • 必ずしも「資格=英語コミュニケーション能力」とはならない
  • 海外で評価されない資格もある

本章では、これらの注意点について詳しく解説します。

これらの点に留意することで、資格を取得してから「こんなはずではなかった」「知らなかった」と後悔するリスクを軽減できるでしょう。 

必ずしも「資格=英語コミュニケーション能力」とはならない

英語の資格を取得する際には、「資格=英語コミュニケーション能力」ではないことを理解することが重要です。

たとえば、TOEFLでは英語の4技能を測定しますが、実際の会話力や柔軟な対応力はスコアに反映されないことがあります。

つまり、高得点を取得しても、実際のビジネスシーンや日常会話でスムーズに意思疎通ができるとは限らないということです。

英語の資格を取ることはあくまで一つの指標であり最終的なゴールではないことと、試験勉強に加えて実践的な英会話の練習を取り入れることなどを意識するよう心がけましょう。 

海外で評価されない資格もある

本記事では数多くの英語資格を紹介しましたが、資格によっては海外で評価されない資格もあるため注意してください。

たとえば、TOEFLやIELTSは国際的にも有名な資格ではありますが、TOEICや英検については国外での知名度が低いです。

そのため、海外就職や海外の大学・大学院への留学を検討する場合、海外で知名度が低い資格試験を取得しても評価してもらえないこともあります。

時間やお金をかけて資格を取得しても、評価されなければ意味がないと感じてしまうでしょう。

場合によっては、英語の学習のモチベーションの低下にもつながりかねません。

このような事態を防ぐためにも、英語資格の勉強を始める前に、本当にその資格を取得する必要があるのかよく考えてください。

まとめ:英語資格を持っていて損することはない!おすすめの中から自分に合った試験を受けよう!

本記事では、下記の9つのおすすめの英語資格を紹介しました。

  1. TOEIC
  2. 英検
  3. IELTS
  4. CASEC
  5. 国連英検
  6. 日商ビジネス英語
  7. TOEFL
  8. GTEC
  9. VERSANT

それぞれの資格試験で試験内容や目的、測定される技能など大きく異なります。

あなたの学習目的やレベル、受験のしやすさなどを考慮した上で、自分に適した英語資格の取得に努めましょう。

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