子どもに教えたい「Good at(得意です)」の使い方!英語が苦手でも大丈夫

- カテゴリー
- 英語コラム
お子さんが「〇〇が得意!」と言いたいとき、英語でどう表現するかご存じですか?
実は「Good at」を使えば、とても簡単に伝えられます。英語が苦手な親御さんでも大丈夫です!
本記事では、「Good at」の基本的な使い方や、子どもがすぐに覚えられるフレーズをわかりやすくご紹介します。
日常の会話に英語を取り入れて、お子さんの英語力を楽しく伸ばしていきましょう!
「Good at」ってどんな意味?基本を押さえよう

子どもが「〇〇が得意!」と言いたいときに使える便利な表現が「Good at」です。
英語が苦手な親御さんでも、ポイントを押さえれば簡単にお子さんに教えられます。ここでは、「Good at」の意味や、「Good」との違いについてわかりやすく解説します!
「Good at」の意味を簡単に説明すると?
「Good at」は、「~が得意」・「~が上手」という意味の表現です。
特定のスキルや能力に対して使われ、子どもが好きなことや得意なことを英語で伝えるときに役立ちます。
基本の形
be good at + 名詞(または動詞のing形)
例文
- My child is good at drawing.
(うちの子は絵を描くのが得意です。) - She is good at math.
(彼女は数学が得意です。) - He is good at playing soccer.
(彼はサッカーが得意です。)
このように、「Good at」を使うことで、子どもの得意なことを英語で表現できます!
「Good」との違いは?「Good at」のポイントを知ろう
「Good at」とよく似た表現に 「Good」 がありますが、実は使い方や表現が違います。
間違えやすいポイントを、表を使ってわかりやすく解説します!
「Good」と「Good at」の違いを表でチェック!
表現 | 例文 | 日本語訳 |
Good + 名詞 | He is a good student. | 彼は良い生徒です。 |
Good at + 動詞ing / 名詞 | He is good at studying. | 彼は勉強が得意です。 |
Good at を省略すると? | × He is good studying. | × 文法的に誤り |
Good at を使わず「得意」と言う場合 | He is a good soccer player. | 彼は良いサッカー選手です。 |
「Good」だけを使う場合
「Good」単体では「良い」や「素晴らしい」という意味になります。名詞を直接修飾するのが特徴です。
例文
- She is a good dancer.
(彼女は良いダンサーです。) - He is a good teacher.
(彼は良い先生です。)
「Good at」を使う場合
「Good at」は「~が得意」という能力やスキルについて話すときに使います。「at」の後ろには動詞のing形または名詞を置きます。
例文
- She is good at dancing.
(彼女はダンスが得意です。) - He is good at teaching.
(彼は教えるのが得意です。)
間違えやすいポイント!
間違い例
- He is good soccer.(×)
- She is good math.(×)
正しい言い方
- He is good at soccer.(〇)
- She is good at math.(〇)
「Good at」を使うときは「at」を忘れずに!
これを意識するだけで、簡単に正しい英語が話せます!
子どもに教えやすい!簡単な例文とフレーズ

「Good at」は、子どもの得意なことを英語で伝えるのに便利な表現です。
難しい文法を意識せずに、シンプルな例文から覚えていきましょう!
ここでは、親子で使える簡単な例文や、日常の会話に取り入れやすいフレーズをご紹介します。
「Good at」を使った簡単な例文を覚えよう
まずは、お子さんがすぐにマネできる簡単な例文を紹介します!
基本の形 = 主語 + be動詞 + good at + 名詞 / 動詞ing
例文
- I am good at drawing.
(わたしは絵を描くのが得意です。) - She is good at dancing.
(彼女はダンスが得意です。) - He is good at math.
(彼は数学が得意です。) - You are good at running.
(あなたは走るのが得意ですね。)
お子さんが話しやすいように、「I am good at ~.」の形から練習すると、自然と使えるようになります!
親子で使える!「Good at」の日常会話フレーズ
日常の中で「Good at」を取り入れると、英語に親しみやすくなります。
親子で使いやすいフレーズをいくつかご紹介します!
お子さんをほめるときのフレーズ:例文
- You are good at singing!
(歌が上手だね!) - Wow! You are really good at puzzles!
(わぁ!パズルがすごく得意だね!) - You are good at helping! Thank you.
(お手伝いが得意だね!ありがとう。)
「〇〇が得意?」と聞くフレーズ:例文
- Are you good at swimming?
(泳ぐの得意?) - Is she good at playing the piano?
(彼女はピアノが得意ですか?) - What are you good at?
(何が得意なの?)
親子で会話を楽しむときのフレーズ:例文
- Let’s find out what you are good at!
(君が得意なことを見つけよう!) - I think you are good at storytelling.
(君はお話を作るのが得意だと思うよ。) - You are getting better! Keep practicing!
(どんどん上手になってるよ!その調子!)
こうしたフレーズを日常に取り入れると、英語が自然と身についていきます。
寝る前や読み聞かせにピッタリのフレーズ
寝る前のちょっとした時間にも、「Good at」を使ったフレーズを取り入れてみましょう。
今日の出来事を振り返るフレーズ:例文
- You were good at helping your friend today!
(今日はお友達を助けるのが上手だったね!)
絵本を読んだ後に使えるフレーズ:例文
- The character is good at solving problems.
(このキャラクターは問題を解くのが得意だね。) - Was the princess good at singing?
(お姫様は歌が得意だったかな?)
おやすみ前のポジティブフレーズ:例文
- You are good at being kind.
(君は優しくするのが得意だね。) - You are good at making people smile.
(みんなを笑顔にするのが得意だね。)
こうした言葉がけをすると、 英語とポジティブな自己肯定感 を同時に育てることができます!
「Good at」と似た表現との違いを知ろう

「Good at」と似た表現はいくつかありますが、特に「Good with」との違いを理解することが大切です。
適切に使い分けることで、より自然な英語を身につけられます。
「Good at」と「Good with」の違いは?
「Good at」と「Good with」はどちらも「得意」を表しますが、使い方が異なります。
Good at:スキルや能力が得意なときに使う:例文
- She is good at drawing.
(彼女は絵を描くのが得意です。)
ポイントは、スポーツや楽器演奏、勉強など、特定の活動やスキルに使います。
Good with = 人や物を扱うのが得意なときに使う:例文
- He is good with animals.
(彼は動物の世話が得意です。)
ポイントは、子どもや動物、道具など、相手や物との関係に使います。
簡単な見分け方
何かをするのが得意なら「Good at」(例:スポーツ、勉強、楽器など)
誰かや何かを扱うのが得意なら「Good with」(例:子ども、ペット、機械など)
「Good at」を使うときのポイントと他の表現の使い分け
「Good at」以外にも「得意」を表す表現があります。
Great at = より高いレベルで得意:例文
- He is great at soccer.
(彼はサッカーがとても得意です。)
Skilled at = 技術的なスキルに優れている:例文
- She is skilled at programming.
(彼女はプログラミングが得意です。)
Talented in = 生まれつきの才能がある:例文
- He is talented in music.
(彼は音楽の才能があります。)
ポイント
「Good at」は幅広く使える便利な表現!
場面によって適切な表現を選ぶと、より伝わりやすくなります。
子どもの得意を引き出す!褒める英語フレーズ

子どもが「Good at」を使って自信を持てるように、日常の中でたくさん褒めてあげることが大切です。
「You’re good at drawing!(絵を描くのが上手だね!)」
「You’re really good at math!(数学が得意だね!)」
のように、具体的なスキルを伝えると、子どもも自分の得意なことを意識しやすくなります。
また、
「You’re improving!(上達してるね!)」
「Keep going!(その調子!)」
と励ます言葉をかけることで、挑戦する意欲を引き出せます。
英語の褒め言葉を積極的に使いながら、子どもの「得意」を伸ばしていきましょう!