スヌーピーの名言で英語を学ぼう!19個の心に響くフレーズを紹介

- カテゴリー
- 英語コラム
スヌーピーは、世界中で愛される『ピーナッツ』のキャラクターです。
彼のユーモアと深い洞察に満ちた言葉には、シンプルながらも心に響くメッセージがたくさん詰まっています。
実は、スヌーピーの名言は、人生に対する前向きな考え方を養うだけでなく、英語の語彙力や表現力を高めることにも役立つのです。
本記事では、スヌーピーが残した19個の名言を紹介しながら、その意味や使われている英語表現について解説します。
日常会話に役立つフレーズや、心を軽くしてくれる言葉を学びながら、楽しく英語力をアップさせましょう!
「スヌーピーとは?」
そもそもスヌーピーとは、アメリカのコミック『ピーナッツ』(PEANUTS)に登場する愛くるしい白いビーグル犬のことです。
『ピーナッツ』は、1950年頃から半世紀近くにわたりチャールズ・M・シュルツがアメリカの新聞に掲載していた漫画です。
下記のようにさまざまな個性的なキャラクターが登場します。
- チャーリー・ブラウン:『ピーナッツ』の主人公でスヌーピーの飼い主。真面目で優しくて心配性な少年。
- ルーシー:ライナスの姉。小言が多く勝気な性格。
- ライナス:ルーシーの弟。毛布がお気に入りでいつも手に持っている。
- サリー:チャーリーの妹。ちゃっかり屋で少し理屈っぽい。ライナスのことが好き。
- シュローダー:おもちゃのピアノを弾く天才音楽少年。
- ペパーミント・パティ:チャーリーの友達。活発な性格。
- マーシー:ペパーミント・パティの親友で優等生。
- リラン:ルーシーとライナスの弟。
- ウッドストック:スヌーピーの親友の黄色い鳥。
スヌーピーの英語の名言〜友情編〜

まずは「友情編」として、下記の6つのスヌーピーの名言を英語で紹介します。
- 「人生はどこに行くかじゃなくて、誰と行くかのほうが大切なんだ。」
- 「人生という名の旅を価値のあるものにしてくれるのは友達なんだ。」
- 「友達というものは君のダメなところを全部知っていたうえで、それでも君のことを好きでいてくれる人のことだよ。」
- 「君の笑顔しか知らない多くの友達より、君の涙を理解する1人の友達の方がずっと価値があるよ。」
- 「友だちは付き合った年数じゃないよ。君が本当に必要なときに来てくれて、そばにいてくれて、君の元を去らなかった人のことだよ。」
- 「僕のことを好きじゃない誰かのことでくよくよしている場合じゃないんだ。僕は、僕を大好きでいてくれる人を大好きでいるのに忙しすぎるから。」
「人生はどこに行くかじゃなくて、誰と行くかのほうが大切なんだ。」
In life, it’s not where you go- It’s who you travel with.
人生の価値を決めるのは目的地ではなく、一緒に過ごす人々であるという意味です。
どれほど素晴らしい場所に行ったとしても、一緒にいる人との関係が希薄であれば、その経験は満たされないものになるでしょう。
逆に、信頼できる仲間や大切な人と一緒であれば、どれほど困難な道であっても価値のある旅になります。
人とのつながりの大切さを思い出させてくれる温かい名言です。
【スヌーピーの名言を使って英語を学ぼう!】
この名言には関係副詞の”where”と関係代名詞の”who”が使われており、”where”は”go”の目的地を、”who”は”travel with”の目的語になっています。
関係詞についてさらに詳しく知りたい方は、こちらの記事もあわせてご覧ください。
▼あわせて読みたい記事
https://www.qqeng.com/qqkids/english-column/kids20241216
「人生という名の旅を価値のあるものにしてくれるのは友達なんだ。」
It’s the friend you meet on your path that makes the journey worthwhile.

前項の名言と似ていますが、人生という旅を特別なものにするのは、目的地ではなく道中で出会う人々であるという意味です。
成功や目標達成だけに注目しがちな現代社会において、スヌーピーは「人とのつながりこそが本当の価値を生む」ことを教えてくれます。
【スヌーピーの名言を使って英語を学ぼう!】
この名言には、”It is A that 〜.”「Aこそが〜である」という強調構文が使われています。
また、”make”は使役動詞で”make + O(目的語) + C(補語)”で「OをCさせる」という意味です。
“worthwhile”は「価値がある」という意味の形容詞であることから、that以下は「旅を価値あるものにしてくれる」と訳出できます。
「友達というものは君のダメなところを全部知っていたうえで、それでも君のことを好きでいてくれる人のことだよ。」
A friend is someone who knows all your faults, but likes you anyway.
表面的な付き合いでは、人は自分の良い面だけを見せようとしてしまいがちです。
しかし、本当の友人とはあなたの欠点や弱さを知ったうえで、なお変わらずに受け入れてくれる存在です。
ありのままのあなたを受け入れてくれる友人を大切にすると同時に、あなた自身も誰かにとってそのような存在でありたいものですね。
【スヌーピーの名言を使って英語を学ぼう!】
この名言には、関係代名詞の” who”が使われており、 ”knows all your faults, but likes you anyway”の部分が” someone”を修飾する形になっています。
「君の笑顔しか知らない多くの友達より、君の涙を理解する1人の友達の方がずっと価値があるよ。」
A friend who understands your tears is much more valuable than a lot of friends who only know your smile.
スヌーピーの最も有名な名言の1つと言っても過言ではないでしょう。
人生には楽しいときだけでなく、悲しくて苦しいときもあります。
表面的な関係の場合、相手の明るい部分しか知らないことも多いですが、本当に大切なのは苦しいときに寄り添ってくれる友人です。
たとえ友達の数が少なくても、心から理解し合える存在がいれば、それは何にも代え難い宝物になります。
たくさんの友達がいることよりも、辛いときに支えてくれる友達を大切にしたいですね。
【スヌーピーの名言を使って英語を学ぼう!】
この名言には、関係代名詞の”who”が2ヶ所で使われています。
1つ目は” understands your tears”の部分が” a friend”を修飾しており、2つ目は” only know your smile”の部分が” a lot of friends”を修飾している形です。
また、” more valuable than”と比較級「AはBよりも〜」も使われています。
“much”は、「〜のほうがずっと…」と比較級をさらに強める表現です。
「友だちは付き合った年数じゃないよ。君が本当に必要なときに来てくれて、そばにいてくれて、君の元を去らなかった人のことだよ。」
Friendship isn’t about who you’ve known the longest. It’s about who came, stayed by your side, and never left you when you needed someone the most.”
この名言から、真の友情は付き合った時間ではなく、支え合った時間によって築かれるものであることが伺えますね。
【スヌーピーの名言を使って英語を学ぼう!】
この英文でも関係代名詞の”who”が2ヶ所で使われています。
1つ目の” who”は ”you’ve known”の目的語、2つ目の” who”は ”came”と ”stayed by your side”、 ”never left you”という3つの動作を並列して説明しています。
“the longest”と”the most”は、「最も〜な」という意味を表す最上級です。
「僕のことを好きじゃない誰かのことでくよくよしている場合じゃないんだ。僕は、僕を大好きでいてくれる人を大好きでいるのに忙しすぎるから。」
I don’t have time to worry about who doesn’t like me. I’m too busy loving the people who love me.”
これもスヌーピーの名言の中で最も有名な名言の1つです。
私たちはときに、他人の評価や否定的な意見に囚われてしまいがちですが、それに気を取られる時間はもったいないものです。
この言葉は、自分を大切に思ってくれる人との関係に集中し、ポジティブなエネルギーを大切にすることの重要性を教えてくれます。
【スヌーピーの名言を使って英語を学ぼう!】
英文の構造についてですが、”to worry about”の部分が不定詞(to + 動詞の原形)となっており、直前の”time”を形容詞的に修飾しています。
説明は割愛しますが、関係代名詞の”who”も2ヶ所ありますね。
そして、”busy + 動詞のing形”で「〜するのに忙しい」という意味の熟語です。
スヌーピーの英語の名言〜生き方編〜

次に、「生き方編」として、下記の4つのスヌーピーの名言を英語で紹介します。
- 「配られたカードで勝負するしかないのさ。それがどんな意味であれ。」
- 「明日が素晴らしい日だといけないから、今のうちにたっぷり休んでおくのさ。」
- 「僕たちにはそれぞれやらなくてはいけないことがあるんだ。」
- 「気持ちいい笑顔ほど魅力的なものはないよ。」
「配られたカードで勝負するしかないのさ。それがどんな意味であれ。」
You play with the cards you’re dealt…Whatever that means.
この名言は人生の現実を受け入れながらも、どこかユーモラスな視点を持つスヌーピーらしい言葉です。
人生において自分に与えられた環境や状況を受け入れて、それを最大限に活かすことの重要性を伝えています。
人生には思いがけない出来事がつきものですが、状況を悲観するのではなく、前向きに挑戦する気持ちを大切にしたいですね。
【スヌーピーの名言を使って英語を学ぼう!】
“the cards”は” you’re dealt”に修飾されています。
“you’re dealt”は受動態(be動詞+過去分詞)で、「〜される」という意味です。
この場合、”are dealt”で「配られる」という意味になります。
そして、”Whatever”は「たとえ何であっても」という意味です。
“that”は指示語で、直前の” You play with the cards you’re dealt”の部分を示しています。
受動態についてさらに詳しく知りたい方は、こちらの記事もあわせてお読み下さい。
▼あわせて読みたい記事
https://www.qqeng.com/qqkids/english-column/kids20240930-2
「明日が素晴らしい日だといけないから、今のうちにたっぷり休んでおくのさ。」
I need plenty of time in case tomorrow is a great day.

これも、有名なスヌーピーの名言の1つです。
私たちはときに明日や未来に対して不安を抱えることがありますが、この言葉は明日に対する前向きな可能性に目を向けています。
この名言からは、そのチャンスを存分に楽しむために、十分な時間を確保しておこうというスヌーピーの楽観的な視点が感じ取れますね。
未来のことは誰にも分かりませんが、良いことが起こるかもしれないと期待しながら準備をしておくことが人生をより良くするための秘訣かもしれません。
【スヌーピーの名言を使って英語を学ぼう!】
“plenty of〜”で「たくさんの〜」、”in case”で「〜した場合に備えて」という意味の熟語です。
「僕たちにはそれぞれやらなくてはいけないことがあるんだ。」
Each of us has his own calling.
人生の目的や役割について考えさせてくれる深い名言ですね。
“ calling”は「天職」や「使命」を意味する単語で、単なる仕事や役割を超えた、自分が生まれ持った役目のようなものを指します。
人それぞれが異なる才能や情熱を持っており、誰もがこの世界において果たすべき役割を持っているというメッセージが込められています。
自分にしかできないことを見つけて、それを大切にすることで人生を充実させましょう。
【スヌーピーの名言を使って英語を学ぼう!】
“each”は「それぞれ」のという代名詞です。
単数扱いになることから、あとに続く動詞は”has”となっています。
“one’s own”は、「〜自身の」という意味を表す熟語です。
「気持ちいい笑顔ほど魅力的なものはないよ。」
There is nothing more attractive than a nice smile.
笑顔は言葉を超えて人と人をつなげる魔法のようなもの。
誰かの笑顔を見ると自然と気持ちが和らぎ、前向きな気持ちになれます。
また、自分が笑顔でいることで、周りの人にもポジティブな影響を与えられます。
この言葉を胸に、日々の生活のなかで笑顔を増やし、周囲にも幸せを広げていきたいですね。
【スヌーピーの名言を使って英語を学ぼう!】
“ There is + 名詞の単数形”で「〜がある」「〜がいる」を意味します。
この名言の場合、名詞の部分に” nothing”がきていることから、「〜がない」という意味になります。
“ more attractive than 〜”の部分は比較級です。
「〜よりも魅力的な」という意味になります。
スヌーピーの英語の名言〜恋愛編〜

つづいて、「恋愛編」ということで、下記の3つのスヌーピーの名言を英語で紹介します。
- 「あなたは誰かの大切な人であることを忘れないでね。」
- 「与えることと見返りを期待しないこと、それが愛の核心だよ。」
- 「望むものが少なければ、もっと愛することができる」
「あなたは誰かの大切な人であることを忘れないでね。」
Never forget you’re someone special.
あなた自身は唯一無二の存在で、そのままのあなた自身で十分価値があるということを教えてくれるシンプルながらも心に響く名言です。
誰もが長所や魅力を持ち、特別な役割を果たすことができます。
たとえ落ち込んだり自信を失ったりしても、自分の価値を信じることが大切です。
日々の忙しさのなかで自分の大切さを忘れそうになったとき、この名言を思い出して自分自身を肯定してあげましょう。
【スヌーピーの名言を使って英語を学ぼう!】
“never”は「決して〜ない」という意味を持つ副詞で、この文章では「決して〜しないで」と否定の命令文として使われています。
本来、形容詞は名詞の前に置かれますが、“someone”や”anything”といった代名詞を形容詞で修飾する際には、「代名詞+形容詞」の語順になるため、注意しましょう。
「与えることと見返りを期待しないこと、それが愛の核心だよ。」
To give and not expect in return, that is what lies at the heart of love.

私たちは何かを与えると、ついつい見返りを期待してしまいます。
しかし、本当の愛とは損得を考えずに相手の幸せを願うことです。
家族や友人への思いやり、誰かのために尽くす行動は、たとえ見返りがなくとも心を豊かにしてくれます。
このスヌーピーの名言は、愛の本質とは「条件のない優しさ」であることを思い出させてくれます。
日々の生活のなかで少しでも無償の愛を実践できたら、私たちの周りの世界も温かくなるかもしれません。
【スヌーピーの名言を使って英語を学ぼう!】
英文の構造としては、”To give”と”not expect”が並列されて、不定詞の名詞的用法「〜すること」として文全体の主語になっています。
“in return”は「見返りに」という意味を持つ熟語です。
“that”は、その前の部分である” To give and not expect in return”を指しています。
そして、この”what”は関係代名詞で、「〜であるもの」という意味を持つことから、”what lies at the heart of love”で「愛の本質にあるもの」という意味になります。
「望むものが少なければ、もっと愛することができる」
The less you want, the more you love.
現代社会では多くを手に入れることが幸せであると考えられがちですが、本当の幸福とは何かを得ることではなく、誰かを思いやることなのかもしれません。
【スヌーピーの名言を使って英語を学ぼう!】
”The 比較級〜, the 比較級…”という構文が使われており、これは「〜すればするほど…になる」という意味です。
スヌーピーの英語の名言〜考え方編〜

最後に、「考え方編」として、下記の6つのスヌーピーの名言を英語で紹介します。
- 「いつも自分らしくいてね。それが間違っているとは誰にも言えないんだから。」
- 「どんな問題でも逃げきれないほど大きかったり難しかったりすることはないよ。」
- 「望めば、犬だって空を飛べるんだよ。」
- 「上を見上げ続けるんだ。それが人生のコツだよ。」
- 「見返りを期待しないことが優しさなんだ。」
- 「君がドン底まで行ったのなら、また新しく始められるね!」
「いつも自分らしくいてね。それが間違っているとは誰にも言えないんだから。」
Be yourself. No one can say you’re doing wrong.
私たちはときに、他人の期待や世間の評価を気にしすぎて、本来の自分を見失ってしまうことがありますが、スヌーピーは自分らしくいることが何よりも大切であることを教えてくれています。
他人の基準に縛られる必要はなく、自分が信じる道を進めばいいのです。
誰かに批判されることがあったとしても、それが自分らしい生き方であるならば、決して間違いではありません。
【スヌーピーの名言を使って英語を学ぼう!】
“Be yourself.”とbe動詞で始まっている英文であることから、「〜であれ」という命令文であることがわかります。
そして、”yourself”「あなた自身」となっているため、「自分らしくいなさい。」という意味になります。
2文目の”you’re doing wrong.”は、現在進行形(be 動詞 + 動詞のing形)で「あなたが間違ったことをしている」という意味です。
「どんな問題でも逃げきれないほど大きかったり難しかったりすることはないよ。」
No problem is so big or so complicated that it can’t be run away from.

「逃げる=悪いこと」と決めつけず、柔軟に生きることを示唆している名言です。
問題に立ち向かうことが大切なときもありますが、無理をしすぎるのは良くありません。
時には距離を置いたり、気分転換をしたりすることで、解決の糸口が見えてくることもあります。
スヌーピーのような気楽な視点で問題を俯瞰することが、より良い人生につながるのかもしれません。
【スヌーピーの名言を使って英語を学ぼう!】
この名言には”so + 形容詞 + that 主語(S)+ 動詞(V)”「とても〜なので、SはVする」という構文が使われています。
そして、that以下は助動詞+受動態(can’t be run)の文章で、「〜されることができない」という意味です。
“run away from〜”は「〜から逃げる」という意味を持つ熟語です。
「望めば、犬だって空を飛べるんだよ。」
Dogs could fly if we wanted to.
この名言は、不可能に思えることでも信じれば実現できるかもしれないという楽観的な考え方を表しています。
夢や目標を持ち続けることで、新しい道が切り拓けるかもしれませんね。
スヌーピーのこの名言を通して、私たちも「できるかもしれない」というポジティブな気持ちを忘れないようにしましょう。
【スヌーピーの名言を使って英語を学ぼう!】
この名言には、仮定法過去(If + 主語(S) + 過去形〜, 主語(S’) + 助動詞の過去形 + 動詞の原形…)「もしSが〜なら、S’は…なのに」が使われています。
“want to+ 動詞の原形 ”で「〜したい」という英語表現です。
この文章では、”to”の後に”fly”が入るべきですが省略されています。
仮定法過去についてさらに詳しく知りたい方は、こちらの記事もあわせてご覧ください。
▼あわせて読みたい記事
【例文付き】仮定法過去形と仮定法過去完了形をわかりやすく解説!
「上を見上げ続けるんだ。それが人生のコツだよ。」
Keep looking up…That’s the secret of life.

“keep looking up”「上を向き続ける」には、単に「空を見る」という意味だけでなく「ポジティブな気持ちで未来を見据える」という比喩的な意味も込められています。
人生には困難や落ち込む瞬間もありますが、常に希望を持って前向きにあることが大切です。
日々の生活のなかで辛いことがあったら、この名言を思い出して一歩ずつ前に進んでいきましょう。
【スヌーピーの名言を使って英語を学ぼう!】
“keep + 動詞のing形”で「〜し続ける」という意味の熟語です。
“look up”で「上を向く」「見上げる」を意味する熟語です。
2文目の” that”は前の文の ”Keep looking up.”を指しています。
「見返りを期待しないことが優しさなんだ。」
Kindness is someone without expecting anything in return.
私たちは人に何かをしてあげたときに、ついつい見返りを期待してしまうことがあります。
しかし、本当の優しさとは、損得を考えずに純粋な気持ちで誰かを助けることです。
スヌーピーのこの名言は、「与えることこそが幸せにつながる」という大切なメッセージを私たちに伝えてくれます。
日々の生活のなかで、見返りを求めずに優しさを実践することを意識していきたいですね。
【スヌーピーの名言を使って英語を学ぼう!】
この英文は、”Kindness”が主語(S)、”is”が動詞(V)、そして”helping someone”が補語(C)となっている第2文型の英文です。
“helping”は動名詞で「〜すること」を意味します。
そして、「without + 動詞のing形」で「〜することなく」「〜なしで」、”in return”で「見返りに」「お返しに」という意味になることから、「何も見返りに期待することなく」となります。
英語の5文型についてさらに詳しく知りたい方は、こちらの記事を参考にしてください。
▼あわせて読みたい記事
【例文付き】英語5文型とは?詳しく&わかりやすく解説!
「君がドン底まで行ったのなら、また新しく始められるね!」
Now that you’ve hit bottom, you could start over.
人生には思い通りに行かないことがたくさんあります。
しかし、ドン底にいるということは、それ以上落ちることはなく、むしろ新しいスタートを切れるチャンスであるということです。
失敗を恐れるのではなく、そこから学び、前に進むことが大切です。
このスヌーピーの名言には、「終わりではなく、新たな始まりと考えよう」という前向きなメッセージが込められています。
どれほど困難な状況であっても、再出発できることを忘れずに、一歩ずつ前に進んでいきたいですね。
【スヌーピーの名言を使って英語を学ぼう!】
“ Now that 〜”で「今や〜なので」「〜したから」という意味の熟語です。
“you’ve hit”は”you have hit”の短縮形で、現在完了形(have + 過去分詞)の完了用法「〜した」です。
“start over”は「最初からやり直す」を意味します。
スヌーピーの名言を通じて英語を学ぼう!
本記事では、スヌーピーに登場する19個の名言を下記の4つのカテゴリに分けてご紹介しました。
- 友情編
- 生き方編
- 恋愛編
- 考え方編
「素敵だな」「この考え方いいな」と思えるような名言もあったのではないでしょうか?
それらの名言はモットーや座右の銘としてぜひ覚えておきましょう。
また、スヌーピーの名言を通じて英語の勉強ができることも分かりましたね。
ぜひスヌーピーを英語で読んでみて、英語の学習にも役立ててみてください。