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「ユージュアリー」は間違い?”Usually”の正しい発音と意味をわかりやすく解説

「ユージュアリー」は間違い?”Usually”の正しい発音と意味をわかりやすく解説
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英語コラム

カタカナで「ユージュアリー」と書き表わされる英単語「usually」は、そのままカタカナ英語で発音してもネイティブスピーカーには伝わりづらいかもしれません。

また、学校で習ったときには、「usually」「たいていは」という意味だと習った人も多いかもしれませんが、似た単語の意味と比べるとその意味合いがもっとよくわかるようになります。

本記事では、「usually」の正しい発音を紹介するとともに、「usually」の使い方や細かなニュアンスも含めた意味を詳しく解説します。

多くの人が混乱する「usually」と「always」の違いや、頻度を表す英単語も細かな意味合いとあわせて紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。

「ユージュアリー」の英語は?

「ユージュアリー」とカタカナで表される英語は「usually」です。

普通は」「普段は」「いつもは」といった意味を表します。

英語には、形容詞に -ly をつけると副詞にできるものがあり、「usually」も「いつもの」「通常の」という意味をもつ形容詞「usual」に -ly がついた副詞の英単語です。

usuallyの発音

「usually」をアクセントの位置や発音に忠実に表記すると、「ユージュリー」という感じの音になります。

アクセントは「u(ユー)」の位置に置かれ、「a(ア)」は弱く発音するのが正しい発音の仕方です。

また、「L」の音は日本語の「ら・り・る・れ・ろ」の音とは少し異なり、舌の先を上の前歯の付け根に当てて発音すると正しい音になります。

カタカナでの表記では「ユージュアリー」と書かれますが、ネイティブスピーカーには伝わりづらいので、「ユージュアリー」の音を意識して発音しましょう。

usuallyの使い方と位置【例文付き】

「usually」を使った例文を見ながら使い方を確認しましょう。

「usually」の使い方で多くの人がつまずくのが「使う位置」です。

「usually」を使う位置は次の4つを覚えておけば簡単です。

  • 一般動詞(studyやsleepなど)の前
  • be動詞(amやisなど)の後
  • 助動詞(canやshouldなど)の後
  • 文頭や文末

それぞれの使用位置について、例文とともに紹介します。

まずは、一般動詞の前に「usually」を使う場合の例文です。

例文

  • I usually wake up at 7:00.
    (私はいつもは7時に起きます。)
  • He usually plays soccer with his friends.
    (彼は普段、友達とサッカーをします。)

be動詞の後にusuallyを使う例文です。

例文

  • She is usually very busy on Mondays.
    (彼女は普段、月曜日はとても忙しいです。)
  • He was usually late for school.
    (彼は普段は、学校に遅刻していました。)

助動詞の後にusuallyが使われる例は次の通りです。

例文

  • He can usually finish his homework in an hour.
    (彼は普段、1時間で宿題を終えられます。)

usuallyの意味を強調したいときは、usuallyを文頭や文末に置きましょう。

例文

  • Usually, I go to bed at 11:00.
    普段は、私は11時に寝ます。)
  • She likes to read before bed, usually.
    普段、彼女は寝る前に本を読むのが好きです。)

「usually」の使う位置は混乱しやすいので、4つの位置を覚えておきましょう。

「普通は」を表す英語

「usually」には「普通は」という意味があることを紹介しましたが、英語にはほかにも「普通は」を言い表す単語があります。

それぞれわずかにニュアンスが異なり、ニュアンスを捉えずに使うと不自然になることがあるので、下記の表を参考にそれぞれのニュアンスを確認してください。

英単語意味意味のニュアンスや使い方
usually普通は、いつもは行動や習慣のなかで「たいていそうなる」と言い表すのに使えます。
normally普通は、いつもはusuallyと入れ替えて使うことが可能ですが、normallyはルールや基準に沿って見たときに「いつもは」と言いたいときに使うとニュアンスを活かせます。
ordinarily普通は、通例usuallyやnormallyとよく似たニュアンスで使える単語ですが、「本来なら」というニュアンスも含み、例外を伝えるときに使えます。
generally普通は、一般的に習慣を表すときにも使える単語ですが、客観的に傾向や事実を伝えたいときによく使われます。
typically普通は、典型的に統計やパターンから見たときに「普通は」と言いたいときに使えます。
commonly普通に、一般に「よくあること」といったニュアンスが含まれます。

ニュアンスの違いを理解せず、「普通は」という意味だからといって全てに「usually」を使うと間違いになってしまうので注意しましょう。

usuallyとalwaysの違いは?

「usually」には「いつもは」という意味があると冒頭で紹介しましたが、「いつもは」なら「always」じゃないの?と思った人もいるかもしれません。

2つとも「いつもは」と訳せますが、表す頻度が少し異なり、2つを比較すると下記のようになります。

  • usually =よっぽどのことがなければ基本的にはそう(80〜90%ぐらいの頻度
  • always =常にそう(100%の頻度

そのため、「usually」を使った下記のような文があった場合、お茶以外を飲む日もあるのかもしれないと読み取ることができます。

例文

 I usually drink tea in the morning.
(私は普段、朝にお茶を飲みます。)

「usually」80〜90%の頻度で起こる場合に「いつもは」と使えるのだと覚えておきましょう。

usually以外の頻度を表す英語

日本語にも、「いつも」「けっこう」「しょっちゅう」「たまに」など頻度を表す表現が多くあるように、英語にも頻度を表すさまざまな表現があります。

下記の表を参考に、状況に応じて適切な単語を使い分けましょう。

英語意味おおよその確率
alwaysいつも、常に100%
usually普通は80〜90%
normally普通は80〜90%
frequentlyしばしば70〜90%
generallyたいてい70〜80%
oftenよく60〜80%
sometimes時々30〜50%
occasionally時折10〜30%
rarelyめったに〜ない5〜10%
seldomめったに〜ない5〜10%
hardlyほとんど〜ない1〜5%
almost neverまず〜ない0〜1%
never決して〜ない0%

%で表した表記はあくまで目安ですが、なんとなくでも程度を押させておくだけで、言いたいことをうまく伝えるのに役立ちます。

まとめ

以上、「ユージュアリー」で表される単語「usually」について、似た意味を持つ単語や、同じく頻度を表す単語とあわせて解説しました。

「普通は」「いつもは」という意味を表す英単語は「usually」以外にもいくつかあり、ニュアンスの違いを理解して使い分ける必要があります。

また、頻度を表す際、「usually」は80〜90%の確率で起こることを表現するのに使えるものなので、それより高い頻度や低い頻度のことを言い表すときには、別の単語を使って表現する必要があります。

この記事を参考に単語の使い方を整理して、正しく「usually」 を使えるようにしましょう!

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