「ASAP」だけじゃない!今すぐ・すぐにを表す英語フレーズ5選!

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「ASAP(As Soon As Possible)」は「できるだけ早く」という意味の英語表現としてよく知られています。
でも、実は「今すぐ・すぐに」を表す英語のフレーズは他にもたくさんあるんです!
旅行先や英語の授業、子供との日常会話でも役立つ表現を知っておくと、とっさの場面でもスムーズに伝えられます。
今回は「ASAP」だけじゃない、「今すぐ・すぐに」を表す便利な英語フレーズを5つご紹介します!
この記事でわかること
- 「ASAP」以外の「すぐに!」を表す英語フレーズ
- 子供に伝えるときの表現方法
- 「すぐに!」の具体的な使い方
子供に「今すぐ・すぐに!」を伝える英語表現とは?

子供がなかなか動かないとき、「早くして!」と伝えたくなること、ありますよね。
でも、英語で「すぐに!」と言うとき、つい「ASAP」や「Hurry up!」ばかり使ってしまいませんか?
実は、ネイティブは状況に応じてさまざまな表現を使い分けています。
そこで今回は、日常で使える「すぐに!」の英語フレーズを5つご紹介します!
「Hurry up!」だけじゃない!ネイティブが使う表現とは?
Right away!(今すぐに!)
「今すぐ!」という意味で、親が子供に指示を出すときによく使われます。
例文
Come here right away!
(今すぐこっちに来なさい!)
At once!(ただちに!)
「即座に!」という少し強めの表現。親が本気で急がせたいときにピッタリです。
例文
Stop that at once!
(すぐにやめなさい!)
Chop-chop!(さっさと!)
ネイティブがカジュアルに使うフレーズ。
軽く急がせる感じで、子供にも使いやすいです。
例文
Chop-chop! We’re going to be late!
(さっさとして!遅れちゃうよ!)
Move it!(急げ!)
ちょっと命令口調で、スポーツや遊びの場面でも使われます。
例文
Move it! The bus is leaving!
(急いで!バスが出ちゃうよ!)
Step on it!(急げ!急げ!)
車の運転中に「スピードを上げて!」の意味でよく使われますが、日常でも使えます。
例文
Step on it! We need to get there fast!
(急いで!すぐに行かないと!)
やさしく伝える?強めに言う?シーン別フレーズ
優しく促したいとき
「すぐにやってね!」と優しく伝えたいときは、少し柔らかめの表現を使いましょう。
例文
- Could you do it right away?
(今すぐやってくれる?) - Let’s get moving!
(そろそろ動こうか!)
ちょっと急がせたいとき
「早くしてほしいけど、怒ってはいないよ!」というニュアンスならこれ。
例文
- Hurry up, please!
(急いでね!) - Come on, let’s go!
(さあ、行こう!)
本気で急がせたいとき
「今すぐにやって!」という強めの指示には、短くハッキリした表現が効果的。
例文
- Right now!
(今すぐ!) - Move it!
(すぐ動いて!)
「Hurry up!」だけじゃなく、場面に応じた「すぐに!」の表現を使い分けると、より自然な英語になります。
子供にも伝わりやすく、親子の会話がもっとスムーズになります!
普段の生活やお出かけで、ぜひ使ってみてください!
日常シーン別!「すぐに〇〇して」を英語で言おう
朝の準備やお出かけ前、子供に「早くして!」と言いたくなる場面はたくさんありますよね。
英語には「すぐに〇〇して!」を伝える便利なフレーズがたくさんあります。
シーンに合わせて使い分けると、親子のコミュニケーションがもっとスムーズになりますよ!
朝のバタバタ解消!「すぐに起きて!」を英語で言うと?
朝は子供がなかなか起きなくて困ること、ありますよね。
そんなときに使える英語フレーズを紹介します!
例文
Rise and shine!
(さあ、起きる時間だよ!)
明るくポジティブな声かけにぴったり!アメリカの親子の朝の定番フレーズです。
例文
Time to get up!
(起きる時間だよ!)
シンプルだけど、しっかり伝わる表現。
例文
Get out of bed right now!
(すぐにベッドから出なさい!)
どうしても起きないときは、ちょっと強めに。
ワンポイント
朝の声かけはトーンが大事!優しく起こしたいときは、
「Wake up, sleepyhead!(起きて、ねぼすけさん!)」などもおすすめです!
遅刻しそう!「すぐに準備して!」の英語フレーズ
朝の準備が進まなくて、気づけば時間ギリギリ…そんなときのフレーズはこちら!
例文
Get ready now!
(今すぐ準備して!)
→シンプルで使いやすい表現。
We’re running late! Hurry up!
(遅れちゃうよ!急いで!)
→遅刻しそうなときの定番フレーズ。
Put your shoes on right away!
(すぐに靴を履いて!)
→お出かけ前のバタバタに便利!
ワンポイント
Chop-chop!(さっさとして!)を加えると、ネイティブっぽくなります!
「すぐにやりなさい!」を優しく伝える英語のコツ
「すぐにやって!」と言いたいけど、毎回怒るのは避けたいですよね。
優しく伝えるコツは、「お願い」+「期限」をセットにすること!
優しく促すフレーズ例文
- Could you do it right now?
(今すぐやってくれる?) - Let’s finish this quickly!
(これを早く終わらせよう!)
期限をつけて伝えるフレーズ例文
- Can you do it before dinner?
(夕飯前にやってくれる?) - Please start in the next five minutes.
(5分以内に始めてね。)
ワンポイント
I need you to do this now.(今すぐやってほしいの。)と「お願い」の形にすると、優しく伝えることができます!
子供に「すぐに!」と伝える英語フレーズは、「Hurry up!」だけじゃありません!
シーンに合わせた表現を使えば、親子のやりとりがスムーズになり、イライラも減らせるかもしれません!
今日からぜひ試してみてください!
子供が理解しやすい英語の伝え方とポイント

英語で指示を出すときに大切なのは、長い文章ではなく、シンプルな言葉を使うことです。
たとえば、「すぐに靴を履きなさい」と言いたい場合…
You need to put on your shoes right now!(× 長くて子供には伝わりにくい)
Shoes! Now!(⚪︎ 短くて分かりやすい)
このように、伝えたい動作と「今すぐ」の意味をコンパクトにまとめることで、小さな子供でも直感的に理解できるようになります。
さらに、英語には「強めに伝える表現」や「優しく促す言い方」があり、シチュエーションによって使い分けることが大切です。
短くシンプルがカギ!子供に伝わる英語フレーズのコツ
子供に「すぐに!」を伝えるときは、できるだけ短い言葉を使い、はっきりと伝えることが重要です。
朝の支度を急かしたいときに…
例文
Get up!(起きて!)
Hurry, shoes on!(急いで、靴履いて!)
Time to go!(出発の時間だよ!)
上記のように言えば、簡単で分かりやすいですよね。
特に、小さな子供には「1文=3単語以内」を目安にすると、スムーズに伝わります。
また、優しく促したい場合は、語尾に「please」をつけると印象が変わります。
たとえば、「Wash your hands, please.(手を洗ってね)」と言えば、命令ではなくお願いの形になるので、子供も素直に行動しやすくなります。
ジェスチャー+英語で伝わりやすさUP!
言葉だけでは伝わらないとき、ジェスチャーを加えると、より子供に伝わりやすくなります。
例文
手をこする動作をしながら、
“Wash your hands!”(手を洗って!)
玄関の靴を指さしながら、
Shoes on!(靴履いて!)
ドアを指さしながら、
Let’s go!(行くよ!)
と言えば、視覚的なヒントが加わり、子供もすぐに理解できます。
また、表情を変えるだけでも伝わり方が変わります。
笑顔で言えば優しく、真剣な顔で言えば「本当に急いでほしいんだな」と子供も感じるので、場面に応じて使い分けてみてください。
まとめ
「ASAP」や「Hurry up!」以外にも、英語には「すぐに!」を伝えるフレーズがたくさんあります。
特に、子供に指示を出すときは、短くシンプルな表現が効果的です。
「すぐに準備して!」は 「Get ready now!」、「急いで靴を履いて!」は 「Shoes on! Hurry!」 のように、簡潔なフレーズにすることで、子供もすぐに理解できます。
また、ジェスチャーを加えたり、表情を使ったりすると、さらに伝わりやすくなります。
場面に応じて「優しく促す」「しっかり指示する」など、言い方を使い分けることでスムーズな英語コミュニケーションが可能になります。