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【英検®準2級プラス】新設級「準2級プラス」を徹底解説!

【英検®準2級プラス】新設級「準2級プラス」を徹底解説!
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英検情報
英語コラム
  • 「準2級プラス」って何?
  • 「2級」と「準2級」との違いは?
  • 「2級」「準2級プラス」「準2級」のどれを受けるべき?

このような疑問をお持ちではありませんか?

本記事では、2025年度に新設される「準2級プラス」について、2級・準2級と比較しながらレベル・試験内容・合格点を詳しく解説いたします。

準2級プラスに興味関心がある方だけでなく、準2級以上の級への挑戦を検討している方にとっても役立つ内容ですので、ぜひ最後までご覧ください!

英検®準2級プラスとは?

英検®「準2級プラス」とは、「準2級」と「2級」の間に設けられる級で、2025年度から導入されます。
第1回検定(6月実施)より受験可能で、S-CBT形式でも第1回(6月実施分)から受験できます。

導入の背景には、準2級と2級のレベルの差があります。
準2級と2級の間には大きなレベルの差があり、これが多くの学習者にとって壁となっています。

実際、準2級以下の級では、次の級に合格するまでに平均で約1年かかるのに対し、準2級から2級までは約2年もかかる傾向があります。

このギャップを埋め、よりスムーズなステップアップを支援するために、「準2級プラス」が新設されました。

英検®準2級プラスのレベルは?

準2級準2級プラス2級
高校中級程度高校上級程度高校卒業程度
CEFR A1~A2CEFR A1~A2CEFR A2~B1

「準2級プラス」では「高校上級程度」、つまり「高校2~3年生程度」のレベルが求められています。

CEFRにおいては、A1~A2なので「基礎段階の言語使用者」に該当し、よく知っているトピックや日常的な場面で簡単な英語を使って会話することができるレベルとなります。

高校2~3年生程度が目安として設定されているため、3級で出題されるような家庭生活や学校生活などの身近な話題よりは社会性の高いものが扱われることが予想されます。

英検®準2級プラスの試験内容は?

<審査基準>

準2級準2級プラス2級
日常生活に必要な英語を理解し、また使用することができる。身近な話題であれば、社会生活に必要な英語を理解し、また使用することができる。社会生活に必要な英語を理解し、また使用することができる。

<一次試験>

準2級準2級プラス2級
筆記80分85分85分
読む短文の空所補充(15問)
会話文の空所補充(5問)
長文の空所補充(2問)
長文の内容一致(7問)
短文の空所補充(17問)
長文の空所補充(6問)
長文の内容一致(8問)
短文の空所補充(17問)
長文の空所補充(6問)
長文の内容一致(8問)
書くEメール(1問)
英作文(1問)
英文要約(1問)
英作文(1問)
英文要約(1問)
英作文(1問)
リスニング約25分(放送回数1回)約25分(放送回数1回)約25分(放送回数1回)
聞く会話の応答文(10問)
会話の内容(10問)
文の内容(10問)
会話の内容(15問)
文の内容(15問)
会話の内容(15問)
文の内容(15問)

<二次試験>

 準2級準2級プラス2級
出題例

ホームシアター
ボランティアガイド
電子辞書など

環境にやさしい素材
オンライン会議
屋上緑化など
音読50語程度55語程度60語程度
No.1パッセージに関する質問パッセージに関する質問パッセージに関する質問
No.2イラストの中の人物の行動描写3コマイラスト展開説明3コマイラスト展開説明
No.3イラストの中の人物の状況説明カードのトピックに関連した、受験者自身の意見などカードのトピックに関連した、受験者自身の意見など
No.4カードのトピックに関連した、受験者自身の意見などカードのトピックに必ずしも関連しない、受験者自身の意見などカードのトピックに必ずしも関連しない、受験者自身の意見など
No.5カードのトピックに必ずしも関連しない、受験者自身の意見など

「準2級プラス」の試験形式は、一次試験・二次試験ともに「2級」とほぼ同一であることがわかります。
ただし、審査基準において「身近な話題であれば」という条件が付いているので、扱われる話題の社会性の高さに違いがあると考えられます。
そのため、準2級プラスについては「形式は2級と同一、難易度は2級より低め」という認識をしておくのが良さそうです。

試験形式に慣れたい場合は、2級の過去問を見ることをオススメします。
市販の過去問集などを購入しても良いですし、英検®の公式サイトに掲載されている過去1年(3回分)の過去問を見ても良いです。
また、QQキッズでは二次試験本番を想定して模擬面接形式の対策ができるカリキュラムがございますので、そちらで体験してみることもオススメです。

「身近で社会的な話題」について知りたい場合は、英検®の特設サイトに掲載されている準2級プラスのサンプル問題を見てみましょう。
「植物の空気清浄能力」や「食文化」など、普段の生活に影響を与えるような、自分自身との関係が深い社会的なトピックであることがわかります。
このことから、「SNSの利用」や「プラスチックごみの削減」など、社会的だが身近であるトピックが出題される可能性が高そうです。

英検®準2級プラスの合格点は?

準2級準2級プラス2級
一次試験1322点/1800点1402点/1875点1520点/1950点
二次試験406点/600点427点/625点460点/650点
合計1728点/2400点1829点/2500点1980点/2600点
*技能ごとの満点スコア…準2級:600点/準2級プラス:625点/2級:650点


合格点となる基準スコア(=英検®CSEスコア)は、上の表の通りです。

どの級にも共通することですが、準2級プラスでも、各技能に割り振られているスコアは均等に配分されています。
そのため、ある技能で0点を取ってしまっても他の技能の得点が高ければ一次試験に合格できる!ということはありません。

各技能でバランスよくスコアを獲得することが合格のカギであると言えます。

まとめ

本記事では、2025年度に新設される「準2級プラス」について、2級・準2級と比較しながらレベル・試験内容・合格点をご紹介いたしました。

英検準2級プラスについて少しでも理解が深まり、受験に対する意識の変化やモチベーションの向上に繋がれば幸いです。

準2級や2級についてご紹介している記事もございますので、ご興味のある方はぜひそちらもご覧ください。


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