アメリカと日本の学校の違いを知ろう!役立つフレーズも紹介

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海外の学校生活に興味を持つ子供たちが増えています。
とくにアメリカの学校は、文化や習慣、過ごし方が日本と大きく異なることが多く、新しい発見がたくさんあります。
異なる国の学び方を知ることで、視野が広がり、自分の学校生活にも前向きな気づきが生まれるきっかけにもなるでしょう。
この記事では、アメリカと日本の学校のちがいをわかりやすく解説し、役立つ英語のフレーズにもふれていきます。
楽しみながら異文化にふれてみましょう。
英語で「学校」をどう表現する?
英語で「学校」は 「school(スクール)」 といいます。
よく使う表現を覚えておくと、海外のアニメや絵本にも親しみやすくなります。
たとえば…
- 小学校 → elementary school(エレメンタリー・スクール)
- 中学校 → junior high school(ジュニア・ハイ・スクール)
- 高校 → high school(ハイ・スクール)
日常会話で使われる例
- 学校へ行く → go to school
- 学校が始まる → school starts
- 学校が終わる → school ends
身のまわりの言葉を英語で知ることで、子供にとって英語がぐっと身近になります。
まずは「school」をおぼえるところから始めてみましょう。
「スクール」の言葉の成り立ちを探ってみよう
「スクール(school)」という言葉は、もともと古代ギリシャ語の「スコレー(scholē)」に由来しています。
「ひまな時間」や「ゆったりとした自由な時間」という意味がありましたが、その時間を使って考えたり学んだりすることが大切だと考えられるようになりました。
次第に「学びの場」という意味に変わっていき、現在の「学校」を表す言葉として使われるようになったのです。
アメリカと日本、教育システムの構造比較
日本とアメリカでは、学校のしくみに違いがあります。
日本は「6・3・3・4制」と呼ばれ、小学校6年・中学校3年・高校3年・大学4年が基本です。
一方アメリカは「5・3・4制」や「6・2・4制」など州によってちがいがあり、全国で統一されていません。
区分 | 日本(例) | アメリカ(例) |
初等教育 | 小学校6年 | 小学校5〜6年 |
中等教育前期 | 中学校3年 | 中学校2〜3年 |
中等教育後期 | 高校3年 | 高校4年 |
高等教育 | 大学4年 | 大学4年 |
学年開始月 | 4月 | 8〜9月 |
こうした違いを知ることで、海外の学び方にも興味がわきやすくなります。
義務教育の始まりと終わりはどう違う?
日本とアメリカでは、義務教育の期間や年齢に違いがあります。
日本では、小学校1年生から中学校3年生までの9年間が義務教育とされており、6歳で入学し、15歳で終了します。
全国で制度が統一されており、地域による差はほとんどありません。
一方、アメリカでは義務教育の開始年齢や終了年齢が州によって異なりますが、一般的には5歳または6歳から始まり、16歳から18歳の間で終了するしくみです。
学年の区切りも州ごとに異なることがあり、日本のような全国一律の制度ではありません。
義務教育の範囲が広めに設定されている州も多く、高校卒業までを義務としている地域もあります。
学年の呼び方や仕組みのちがい
日本とアメリカでは、学年の呼び方や進み方に違いがあります。
日本では「小学校◯年生」「中学◯年生」のように、学校の区分ごとに年数を数えますが、アメリカでは「1st grade(1年生)」から「12th grade(12年生)」まで、すべての学年を一つの数字で続けて数えます。
たとえば、日本の中学1年生はアメリカでは「7th grade」となります。
また、日本では4月に学年が始まり、3月に終わりますが、アメリカでは多くの州で8月か9月に始まり、翌年の6月ごろに終わる年間スケジュールです。
さらに、アメリカには「キンダーガーテン(Kindergarten)」と呼ばれる5歳児向けの準備学年があり、ここから義務教育がスタートする州もあります。
お昼ごはんの時間と食事内容の特徴
アメリカと日本では、お昼ごはんのとり方や内容に大きな違いがあります。
日本では、給食がある学校が多く、栄養バランスのとれたメニューが決まった時間に教室で提供されます。
食事は友達と一緒にとり、マナーや片付けも学ぶ時間になっています。
一方アメリカでは、学校にカフェテリアがあり、各自が好きなメニューを選ぶスタイルが一般的です。
ただし、野菜が少なく、ピザやポテトなどのメニューが中心になることもあり、栄養面では偏りが見られることもあります。
学年を飛び越える制度とは
アメリカには「飛び級(スキップ)」と呼ばれる制度があり、学力や理解度が高い子供が、現在の学年をとばして次の学年へ進むことが認められることがあります。
この制度は、子供の能力や興味に応じて、より合った学びの機会を早く提供するためのしくみです。
たとえば、数学や英語の理解が特に早い子供が、周りよりも先に上のレベルの授業を受けることがあります。
一方、日本では基本的に年齢ごとに学年が決まっており、飛び級の制度はほとんど使われていません。
クラブ活動の期間や考え方のちがい
日本では、部活動が学校生活の大きな一部として位置づけられ、同じクラブに1年を通して継続的に取り組むのが一般的です。
練習も毎日のように行われ、上下関係やチームワークを学ぶ場にもなっています。
一方、アメリカのクラブ活動は「シーズン制」が多く、スポーツや文化活動などを数ヶ月単位で切り替えて参加します。
たとえば秋はサッカー、冬はバスケットボールというように、興味や予定に合わせていくつかの活動を試すことができます。
また、アメリカでは学業を優先する考えが強く、クラブはあくまで「課外活動」として位置づけられています。
通学方法に見られるアメリカならではの習慣
アメリカの多くの地域では、通学に「スクールバス」や保護者の車がよく使われます。
広い土地に家が点在していることが多いため、日本のように徒歩や自転車で通うケースは少数派です。
スクールバスは決まったルートで生徒を送迎し、黄色い車体が目印になっていて、乗り降りの際は車が一時停止するルールもあります。
また、親が自家用車で子供を送迎する「送り迎え(drop-off / pick-up)」も一般的で、学校の前にはそのための専用レーンが設けられていることもあります。
一方、日本では徒歩や自転車通学が主流で、集団登校のように地域と連携した安全対策が見られます。
校則の自由度と生徒の服装事情
アメリカの多くの学校では、服装に関するルールはありますが、日本のように制服が必ずしも決まっているわけではありません。
私服での登校が基本で、自分の好みを反映したスタイルで通学することができます。
ただし、露出が多い服や派手すぎるデザインは禁止されていることもあり、Tシャツの文字や絵にも注意が必要です。
一方、日本では制服の着用が一般的で、髪型や靴・持ち物にいたるまで細かい規則(rules)が定められている学校が多く見られます。
アメリカでは個性(individuality)や自由(freedom)を尊重する傾向が強く、校則も比較的ゆるやかです。
休憩時間と放課後の過ごし方に注目
アメリカと日本では、休み時間や放課後(after school)の過ごし方にも違いがあります。
日本では、授業の合間に10分ほどの短い休憩があり、友達と話したりトイレに行ったりする時間に使われます。
一方、アメリカでは「recess(リセス)」と呼ばれる自由遊びの時間が、小学校では昼食後などに20〜30分程度とられることがあり、外で体を動かすことが重視されています。
放課後についても、日本では部活動への参加が一般的ですが、アメリカでは自宅に帰って宿題をしたり、放課後プログラムに参加したりすることが多く、過ごし方の選択肢が広いのが特徴です。
学びたい分野を英語で紹介する方法
アメリカの学校では、「何を学びたいか」「どんなことに興味があるか」を英語で伝える場面がよくあります。
とくに高校や大学になると、将来の進路につながる「専攻(major)」を話す機会も増えてきます
興味のある分野や学びたいことを伝えるときに役立つ表現を紹介します。
専攻や興味を伝える英語表現の例
- I want to study science.(理科を勉強したいです)
- My favorite subject is history.(好きな教科は歴史です)
- I’m interested in technology.(テクノロジーに興味があります)
- I want to be a doctor in the future.(将来は医者になりたいです)
- My dream is to work in education.(教育の仕事をするのが夢です)
自分の関心や夢を英語で表現できると、学習のモチベーションも高まり、海外の学び方にも親しみやすくなるでしょう。
レポート提出や課題のやり取りに使える表現
アメリカの学校では、課題やレポートの提出に関するやり取りが日常的に行われます。
オンラインで提出することも多く、便利な表現を知っておくとスムーズです。
よく使われるフレーズを以下に紹介します。
課題に関する英語表現の例
- I have to submit my assignment by tomorrow.(明日までに課題を提出しないといけません)
- Did you finish your report?(レポート終わった?)
- Can I turn it in late?(遅れて提出してもいいですか)
- I need to revise my essay.(エッセイを直す必要があります)
- I sent the file by email.(ファイルをメールで送りました)
こうした表現を知っておくと、英語の授業や留学体験などでも役立ちます。
家庭でも親子で声に出して練習してみるのがおすすめです。
まとめ
アメリカと日本の学校のちがいを知ることは、子供にとって新しい視点や発見につながります。
文化や学び方の違いにふれることで、考え方が広がり、将来の選択肢も増えていきます。
日常の会話の中で、ぜひお子さんと一緒に楽しく話してみてください。
きっと興味を持ってくれるはずです。