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長文問題で得点アップを狙うコツ!英検®︎4級の長文問題を素早く解くテクニック

長文問題で得点アップを狙うコツ!英検®︎4級の長文問題を素早く解くテクニック
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英語コラム

英検®︎4級以上では、文章読解の問題が出題されます。

単語や文法の選択問題はできるとしても、「英語の長文問題を早く解けるだろうか?」と不安に思う人は多いでしょう。

この記事では英検®︎4級の長文問題に焦点を当てて、問題の解き方や試験に合格するための効果的な対策まで詳しく解説します。

ぜひお役立てください。

英語の長文が理解できないのには理由がある

なぜ英語の長文を理解することが、難しいと感じるのでしょうか?

まず、英単語や慣用句をしっかりと覚えていないと、読む速度に影響が出ます。

これは基礎的な部分ですが、多くの人がつまずくポイントです。

また英単語そのものは理解できるのに、文章全体になると意味が曖昧になってしまうという悩みを持つ人も少なくありません。

ここでは英語の長文理解ができない理由として4つをクローズアップします。

  • 覚えている英単語が少ない
  • 文法が理解できていない
  • 日本語に訳しながら読んでいるため理解しづらい
  • 返り読みをしている

それぞれ詳しく見ていきましょう。

覚えている英単語が少ない

覚えている英単語が少ないと、長文の内容を理解するのは難しくなるでしょう。

これは、日本語で読んでいるときに見慣れない言葉に出会ったとき、文章全体の意味をつかみにくくなるのと似ています。

多くの英単語の意味を知っていると、それらを手がかりにして文脈から意味を推測することが可能になります。

すべての英単語を知るに越したことはありませんが、まずは基本的な英単語の習得に集中することが重要です。

文法が理解できていない

日本語と英語は文法が全く異なり、文章の組み立て方も違います。

英語では主語と述語が文の冒頭で用いられるのに対し、日本語では述語が文末にきます。

そのため英語を学ぶ際には、文法の基本をしっかり理解することが重要です。

英単語の意味を一つ一つ知っていても、その意味を正確に繋ぎ合わせるためには、英文法をしっかりと把握しておきましょう。

日本語に訳しながら読んでいるため理解しづらい

May I help you?」というフレーズは、どのように訳しますか?

直訳すると「私はあなたを助けることができますか?」という意味になりますが、ニュアンスがつかめません。

教科書では、接客時の「いらっしゃいませ」と載っています。

英単語の意味を直訳して読むのではなく、状況や文脈を見ながら読むと理解しやすいです。

返り読みをしている

時間に余裕があればなんとか英語の長文を理解できるものの、短時間で読むのが難しいと感じる場合、その原因の一つとして「返り読み」の習慣が考えられます。

「返り読み」とは英文を日本語の順番に直しながら、前に行ったり後ろに行ったりして読む方法です。

この方法では、英語を順番に前から読んで理解することが難しくなり、長文読解速度が遅くなります。

英語は日本語と語順が大きく異なることを意識し、まずは簡単な英文から直読直解する練習をして徐々に慣れていくことが大切です。

英検®︎4級長文読解問題の解き方のコツ

英検®︎の長文読解問題には特徴があります。

そのため解き方のコツをつかむことが大切です。

英検®︎4級の長文読解問題の解き方のコツは、主に次の5つです。

  • 最初にタイトルを読む
  • 設問を先に読み、解答根拠の部分にマークをつける
  • 一題一題解く 
  • 「誰が」「いつ」「どこで」「何を」「なぜ」に注目する
  • Eメールは差出人と受取人の名前に注目する

最初にタイトルを読む

英検®︎の長文問題を攻略するには、まずタイトルを確認することが大切です。

タイトルには文章の主題が凝縮されているので、それを知ることで全体の内容や方向性をつかみやすくなります。

例を挙げましょう。

引用元:4級の過去問・試験内容 | 英検®︎ | 公益財団法人 日本英語検定協会

Dance Lesson for Junior High School Students」という見出しを見れば、何の案内なのかすぐに理解できます。

しかし、タイトルに特定の意味を持たない名前や用語が含まれていることもあるため、それを理解しようとする必要はありません。

タイトルが分かりやすければそれに越したことはありませんが、仮に分からなくても気にせず、問題に取り組むことをおすすめします。

設問を先に読み、解答根拠の部分にマークをつける

長文読解に時間がかかると感じている人は、試験開始と同時にいきなり本文をじっくり読んでいないでしょうか?

もし最初に本文を細かく読んでしまうと、設問に答えるために再度同じ箇所を何度も確認することになり、時間を無駄に使ってしまいます。

そこで最初に本文を読み始める前に、設問にざっと目を通してみましょう。

あらかじめ設問内容を理解していれば、本文中の重要箇所が自然と目に留まり、マークをつけることができます。

要点を押さえながら効率良く本文を読み進めることができ、時間短縮につながります。

これは、時間を有効に活用するための一つのテクニックです。

一題一題解く 

英検®︎4級の読解問題では、一つ一つの設問を順序良く解いていくことができます。

その理由は問題が比較的ストレートな作りになっているので、本文が設問の順番に沿って記述されていることが多いからです。

事前に設問の該当箇所にマークをつけながら読むことで、解答の際にはその部分をもう一度確認するだけで済みます。

こうして、設問に従って次々と解答を進めていきましょう。

英検®︎4級リーディング過去問 大問4 2024年第1回

引用元:4級の過去問・試験内容 | 英検®︎ | 公益財団法人 日本英語検定協会

上の過去問で示した通り、設問は本文の進行に沿って出題されます。

あらかじめマークした箇所を再度確認すると、解答がスムーズに進みます。

ただし例外として設問の順序が本文の流れと異なる場合があるかもしれません。

「誰が」「いつ」「どこで」「何を」「なぜ」に注目する

長文問題を解く際には、読んでいる内容の基本要素である「誰が」「いつ」「どこで」「何を」「なぜ」に注目することが大切です。

なぜならこれらの情報は設問で頻繁に問われるからです。

とくに、「誰が」「何をしたのか」といった部分をきちんと捉えることが、文章の核心をつかむためのキーポイントとなります。

具体的な人物や出来事についてはまるで囲って読み進めると、文章の理解は大幅にアップしスムーズに解答できるでしょう。

Eメールは差出人と受取人の名前に注目する

英検®︎の長文問題でEメール形式の内容がある場合、メールの送信者と受信者の名前を確認することが重要です。

この確認を怠ると、文中の「私」や「あなた」が誰を指しているのか判断することが難しくなり、メールの趣旨を誤解してしまう可能性があります。

送信者と受信者の名前を正確に把握しておけば、そのメールが何を伝えたいのかを間違えずに理解できます。

英検®︎4級リーディング過去問 大問4 2024年第1回

出典:4級の過去問・試験内容 | 英検®︎ | 公益財団法人 日本英語検定協会

例題文の赤色マークは、受取人である「Cathy」を指しています。

青色マークは、差出人である「Beth」を示しています。

また「We」という言葉は、「BethとCathy」のことです。

このように代名詞が誰を指しているのかを意識しながら読むと、長文読解がスムーズに理解できます。

英検®︎4級長文読解問題の勉強法

英検®︎4級の長文読解を効率良く学習する方法として、主に4つが挙げられます。

  • オンライン英会話
  • 学習塾
  • 問題集やタブレット学習教材
  • 英会話スクール

オンライン英会話

オンライン英会話はわざわざ学校へ行かなくても、自宅で都合の良い時間に授業を受けられます。

マンツーマンのため教師は生徒一人ひとりの能力に応じて、スピーキング・リスニング・リーディングの各スキルを効率良く指導することができます。

また、費用は通学に比べて低く抑えられているので手軽にスタートできるでしょう。

学習塾

英検®︎4級の長文読解対策として、学習塾の利用も有効です。

学習塾では英単語や熟語の暗記、リスニングのトレーニングに加え、英文法の指導も受けられます。

とくに英文法の学習では、自分で参考書を使って勉強するよりも、教室での講義を通じて学ぶ方が理解しやすいです。

問題集やタブレット学習教材

問題集やタブレット学習教材は、学力レベルや興味に応じてさまざまな種類があり気軽にスタートできます。

しかしオンライン英会話や学習塾と異なり、子どもが自主的に取り組まなければ効果は出ません。

教材は親が事前に用意するのではなく、親子で話し合って決めましょう。

英会話スクール

英検®︎4級の長文読解対策には、英会話スクールを利用する方法もあります。

英会話スクールでは教師と対面での会話を通じて、英文の理解を深めることが可能です。

英検®︎対策に特化したクラスを提供しているスクールもあるので、選択肢の一つと言えます。

まとめ

本記事では英検®︎4級の長文読解問題の解き方のコツや勉強法を紹介しました。

基本的な英単語や熟語そして英文法を覚えておくことは大切ですが、効率よく問題を解くためのテクニックも重要です。

「最初に設問から読む」「本文中の設問部分にマークする」などを実践すると時間を有効に使えます。

長文読解力を向上させるには、英語の表現に親しむことが大切です。

※英検®︎は、公益財団法人日本英語検定協会の登録商標です。
このコンテンツは、公益財団法人日本英語検定協会の承認や推奨、その他の検討を受けたものではありません。

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