「私が英語を身につけたい理由」

赤平ヨエコ(作家)

赤平ヨエコ

私達はやりたいこと、やってみたいことをする為に生まれてきました。
そして、それがあるなら、みんな是非やってみるのです!
周囲の人のことも(もちろん失礼のない範囲で考えなければいけいけれど)、他人の為に自分の人生を諦める必要はない。
人は何かを知った時、出来た時に、とても生き生きと過ごすことが出来ます。
子どもの頃の気持ちを思い出してみて欲しい。

今、日本はなんだか元気がありません。 人々は何かに焦って、人の悪口を言い、あまり機嫌のよくない人が多いように感じます。他人の目を気にして、内へ内へと入り込んでいっているように感じます。鎖国や村八分、出る杭を打つ、という言葉に表現されるような日本の雰囲気を感じます。
そうなっている原因は、メディアで報道されていることなのでしょう。
不景気や格差社会、労働環境、少子化高齢化、周囲国との関係などなど。
だからと言って私はその渦にのまれたくない。
なんとかしなければ。

今は「個」の時代と言われています。
国や組織に頼るのではなく、個人の力をつけなければいけない時代に入っています。
日本という集団の力が落ちている時こそ、個人でできる力を身につけるのです。
これからは、今までの日本が経験したことのないことが起こるでしょう。
その時のために、個人としていろいろ準備することがあります。
その手段の上位にあるのは「英語を話し、読んで、書けること」です。

「これからの時代は英語だ」と言われて、どれくらいの時間が過ぎたでしょう。全ての日本人が、この言葉に聞き飽きたのではないでしょうか。
多くの人が中学3年間と高校3年間の6年間、または小学校から習っている人、大学へ行った人はもっと長い時間英語を習ったことでしょう。
少なくとも1945年以降、戦後生まれた人なら中学の3年間は英語を習ったはずです。
その教育方法とその教育の結果は、既知の通りです。

日本の教育はあまりにも「書くこと」「読むこと」に重きを置きすぎています。
(それは教育効率を求めたことによる一クラスの人数が多いことと、評価方法に問題があると思います。)
多くの人が発言していることですが、英語を勉強する際、日本人は「英会話をする」時間があまりにも少ないのです。それは、教える側も英語を話せない人が教えているからかもしれません。それでは、英語の読み書きは出来るようになっても多くの人は話が出来るようにはなりません。

私が今考える必要な英語学習は、英会話をひたすら行うことです。
何も考えず、何も力まず、何も構わず、です。
幼い子が大人から言葉を聞いて、話せるようになるように。
そのような環境が、語学、特に話ができるようになる為には必要だと思います。

英語を習って、外国人と会話をしたことがある人なら分かると思います。
初めて自分の英語が通じた時の感動を。
私の英語はまだまだ単語をつなぐだけで、文として成立していなかったり、動詞や時制、副詞などの語意が乏しかったりしますが、かつて自分が発した一つの単語が通じた時の喜びを改めて振り返ると、英語はやっぱり「話す」ために勉強するべきだなと思います。

話題を変えます。
日本に仕事が無くなったり人口が減ると、移民を受け入れたり、日本人が外国へ出て行くことが増えことが考えられます。必然的に、生きるために、みんな必死で英語を身につけようとするでしょう。今の日本はまだまだそんな状況でないのかもしれません。しかし、そうなるまでの過程に流されるまま身を委ねるのは、辛いものがあると思います。
そうなる前に、少しでも「個人」として出来ることはやっておいた方がいいと思います。
そして、それが自分の興味のあること、楽しいと思えることなら、今すぐにでも!

私は今すぐにでも、英語の環境に身を置きたい。
年に1回一週間程度、海外へ行って、日本語以外の言語環境に身を置くようにしています。
これからの時代、日本だけに同じ場所だけに留まることは、リスクを伴うと思います。
そして、日本語だけの情報を得ることも。

世界で一番扱われている言語、「英語」を身につけるだけで、今よりもいろんな情報を知ることが出来ることは容易に想像できるでしょう。そして、日本にいる何倍もの人たちと会話が出来るようにもなります。
視野がもっともっと広がります。

閉塞間漂う、日本の雰囲気を何とかしたい。
日本という国は、世界的に見てとても希有だと思います。
素晴らしいところがあるからこそ、一度どっぷりと外国に浸かり、俯瞰的に日本を見てみたい!
私が英語を学習する答えはここにあります。

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