「英語で俺の人生変えてやる!」

ハマのヒロタロウ(会社員)

ハマのヒロタロウ

朝日新聞の十一月一日付の藤岡さんの記事を読んで、大変感銘を受けました。このキャンペーンに応募したのは、藤岡さんに会ってみたい。あんな発想をする人はどんな人か話がしてみたいというのが一番の理由かもしれません。さて、「あなたが世界を目指すわけ」ですが、私には三つの理由があります。一つ目の理由は、私は現在五十八歳ですが、あと二年足らずで定年を迎えます。その後も希望すれば、働けますが自分のスキルアップの為に六十歳までにTOEICで七百四十点を取得する目標を立てて、昨年四月から通信教育で英語の勉強を始めた所でした。半年毎の学習で既に三回修了して、この十月から四回目の学習を始めました。この間に何回かTOEICの試験も受けましたが、なかなか点数が上がりません。そういう時期にこの新聞記事を読んで、「これだ!」と思いました。まだまだ英語の能力は未熟ですが、このまま勉強を続けて、出来れば定年後海外に関係する業務に従事したいと思っています。二つ目の理由は、私の趣味であるマラソンに関することですが、若い頃からの夢であるハワイの「ホノルルマラソン」に家族で行って、走りたい。そこで現地の人達と普通に英語で会話が出来るようになりたいということです。話が少し脇道に逸れますが、私が走り始めたのは五十歳の誕生日を迎えたその週末からで、初めは近くの公園のグランドを二~三周走るだけで息切れしていたのですが、週末毎に走って少しづつ距離を伸ばしていき五周が十周になり、十五周が二十周になり、五十周(二十Km)位まで走れるようになって、市街地を二十から三十Km走るようになりました。そして走り始めて二年目に初めてのフルマラソンを走りました。その後の六年間で三十回フルマラソンを完走して、その内三回サブフォー(四時間以内で完走すること)を達成しました。これらの経験から何事も続けることの大切さを実感しています。英会話をマスターすることも同じだと思います。すぐには無理かもしれませんが、続けていれば必ず目標は達成出来ると思っています。最後に三つ目の理由ですが、これが一番の理由だと思っていますが、私には息子が一人います。その息子が今年四月に大学生になりました。息子は私と違って英語が得意でそのおかげで希望の大学に合格したようなものです。息子が英語を好きになったのは、妻が息子の小さい頃からディズニー映画のビデオを英語版でずっと見せていたので、知らず知らずの内に息子の頭の中に英語の言葉がすり込まれていったようです。それともう一つ小学生の高学年からは欧米のロックミュージックを聞かせていたので、中学に入る頃には自分の好きなミュージシャンの音楽を聞いて英語に親しんでいったようです。息子は大学に入ってからも英語以外にフランス語も勉強していて、妻には来年二年生になったら海外留学をしたいと言っているようです。こういう息子を持って、ある意味嬉しい気持ちもありますが父親として頑張っている息子に負けられないという気持ちが正直、私の胸の内でかなりの部分を占めています。出来ればこのキャンペーンで優勝して、息子から「父も頑張っているなあ」と思ってもらえたらこの上ない喜びです。私には自分の人生について、ある思いがあります。それは「自分は大器晩成だ」と思っていること、そしてそれは「自分の人生は六十歳台がピークだ」と思っていることです。この考えは、実は以前ある有名人が言っていたのを聞いて「なる程そういう考えもあるんだ」と思い、自分もそうしようと思ったのです。その有名人は、まだ六十歳にはなっていませんがこれまでにいろいろ努力をされているとお聞きして、私もこの有名人を見習って努力を続けていきたいと思っています。もし私が優勝したら「らいこう奨学金百万円」を息子の海外留学の費用の一部に使って、残りは私のセブ島留学の費用に使いたいと思っています。そこでひたすら英語を勉強して、英会話をマスターしたいと思います。定年後は、海外に関係する業務についてバリバリ仕事をして自分の人生の輝ける十年にしたいと思っています。もう一つ頭に描いていることは、二千二十年の東京オリンピックで世界中から来日する人達に英語を使って、この日本の素晴らしさを伝えたいということです。今回のこの小論文を書くにあたり、自分のこれからの人生について、いろいろ考えていると「これからの私の人生、まだまだ捨てたものではないなあ」と改めて実感しました。 以上

QQ English facebook 詳細・応募フォームはこちら